昨日は沖縄慰霊の日 テレビで式典をみてました。
4月にBSで「戦艦大和の最後」という番組をみていたのでちょっと書いてみます。
4月の番組では、「大和を無傷のままでは、敗戦にできない。(敗戦後にどのようにつかわれるか不安)」
「死に場所を用意した作戦」などなど話していた。
問題は大和を特攻艦として立案した作戦だ。
「神重徳連合艦隊主席参謀は、つねづね局地戦に大型艦をうまく使えるとの信念をもち、沖縄上陸戦の攻防にも参加させるべきと意見を抱いていた。サイパンの戦いでも、戦艦「山城」を中心とした艦隊による殴りこみ作戦を計画している。沖縄への「大和」特攻は神が発意し、草鹿参謀長の不在中に豊田連合艦隊司令長官に直接決裁をもとめ急遽の決定がなされた。」
「当初から、アメリカ軍の制空権下における航空機の援護のない水上部隊の特攻など失敗に終わることは目に見えていた。沖縄第三十二軍司令官牛島満陸軍中将は、海上特攻実行と陸軍総攻撃を求める機密電報を投げ捨てたという[38]。米内光政海軍大臣は神に対し「成功したら奇蹟だ」と述べる[39]。これに対する神の答えは「戦わずに沈められるより、戦って沈んだ方が良い」であった[40]。「大和」に華々しい最後を飾らせたいという考えは、神参謀だけでなく、海軍首脳の誰もが抱いていた可能性がある[41]。たとえば宇垣纏は作戦そのものには反対しつつも「(沖縄日本陸軍が総攻撃を行うので)決戦ならば之もよからん」と諦めており、草鹿龍之介参謀長も「いずれその最期を覚悟しても、悔なき死所を得させ、少しでも意義ある所に」と述べている[42]。高田利種(連合艦隊参謀副長)も「大和を特攻に使わないで戦争に負けたら、次の日本は作れない」と考え、神の提案に内心では賛成だったという」(WIKIPEDIA 坊ノ岬沖海戦より)
指導部は破滅にむかって狂っていた。必ず失敗する作戦を立案し、無駄死にを強要していったのだ。
米軍は暗号を全て解読して、準備万端、大和の艦隊が攻撃水域に来るのを待ち構えていた。
この海戦で日本兵約3000人が、死亡。
番組の最後、「この作戦の責任をだれもとっていないんですよね」「日本的ですね」とか話しておわった。
WILCO - WAR ON WAR
この無責任さは昨今の原発事故でも証明された。
今は「解釈改憲」で、「集団的自衛」「平和貢献」とかいって派兵が現実味を増してきている。
「沖縄戦」と「戦艦大和の最後」は、いまだ重い教材であるに違いない。
4月にBSで「戦艦大和の最後」という番組をみていたのでちょっと書いてみます。
4月の番組では、「大和を無傷のままでは、敗戦にできない。(敗戦後にどのようにつかわれるか不安)」
「死に場所を用意した作戦」などなど話していた。
問題は大和を特攻艦として立案した作戦だ。
「神重徳連合艦隊主席参謀は、つねづね局地戦に大型艦をうまく使えるとの信念をもち、沖縄上陸戦の攻防にも参加させるべきと意見を抱いていた。サイパンの戦いでも、戦艦「山城」を中心とした艦隊による殴りこみ作戦を計画している。沖縄への「大和」特攻は神が発意し、草鹿参謀長の不在中に豊田連合艦隊司令長官に直接決裁をもとめ急遽の決定がなされた。」
「当初から、アメリカ軍の制空権下における航空機の援護のない水上部隊の特攻など失敗に終わることは目に見えていた。沖縄第三十二軍司令官牛島満陸軍中将は、海上特攻実行と陸軍総攻撃を求める機密電報を投げ捨てたという[38]。米内光政海軍大臣は神に対し「成功したら奇蹟だ」と述べる[39]。これに対する神の答えは「戦わずに沈められるより、戦って沈んだ方が良い」であった[40]。「大和」に華々しい最後を飾らせたいという考えは、神参謀だけでなく、海軍首脳の誰もが抱いていた可能性がある[41]。たとえば宇垣纏は作戦そのものには反対しつつも「(沖縄日本陸軍が総攻撃を行うので)決戦ならば之もよからん」と諦めており、草鹿龍之介参謀長も「いずれその最期を覚悟しても、悔なき死所を得させ、少しでも意義ある所に」と述べている[42]。高田利種(連合艦隊参謀副長)も「大和を特攻に使わないで戦争に負けたら、次の日本は作れない」と考え、神の提案に内心では賛成だったという」(WIKIPEDIA 坊ノ岬沖海戦より)
指導部は破滅にむかって狂っていた。必ず失敗する作戦を立案し、無駄死にを強要していったのだ。
米軍は暗号を全て解読して、準備万端、大和の艦隊が攻撃水域に来るのを待ち構えていた。
この海戦で日本兵約3000人が、死亡。
番組の最後、「この作戦の責任をだれもとっていないんですよね」「日本的ですね」とか話しておわった。
WILCO - WAR ON WAR
この無責任さは昨今の原発事故でも証明された。
今は「解釈改憲」で、「集団的自衛」「平和貢献」とかいって派兵が現実味を増してきている。
「沖縄戦」と「戦艦大和の最後」は、いまだ重い教材であるに違いない。
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