両股小屋→熊の平小屋→蝙蝠岳→伝付峠 その3

今年の夏は異常気象でしたね

3日目　雨がやむ　このまま天候がもてばいいのに



しばらく歩くと尾根に出た。



山々が見えたのはこれが最後だった。



北荒川岳に着いたところで強風に横なぐりの雨となる。

実は山頂付近で右方向に行ってしまい、道を見失い、歩いて来た道を知らずに歩いていた。



お会いしたTJARの選手の方と話して気がつく始末。Uターンして塩見岳方向へ。まったくトンマでした。

その後の稜線歩きは、よろけるほどの強風だった。

予定の塩見岳は中止。蝙蝠岳へと左に歩く。

すると、オコジョくんが挨拶してくれた。



二本足で立ったり、愛嬌がある。夏場は茶と白だが、冬になると真っ白に変わるそうだ。

天候はさらに悪化。蝙蝠岳手前の舟窪あたりでビバークとなる。

ずぶ濡れとなってテントを設営。強風吹き止まず。

両股小屋→熊の平小屋→蝙蝠岳→伝付峠 その2

2日目、翌朝5時出発。

仙塩尾根をゆっくり登っていく。



若い連中には先を譲ってひとり歩いていると

かわいい女の子にこんな山の中で声をかけられた！



聞くと日本海から太平洋まで、北、中央、南アルプスを踏破するTJAR「トランスジャパンアルプスレース」と

同じコースを走っているすごい女の子だった。後で調べると「青谷　瑞紀」さんという方でした。

とっても快活ないい子でした。夜は山小屋には泊まらず簡易なツェルトで寝て、走り続けていると聞く。

赤石岳避難小屋に絶対寄れと言っておいたら、寄ったらしい。天気が悪化したので心配していたが、無事ゴールしたようだ。おめでとう。


（この写真借用）

その後、雨が本降りになる。間ノ岳に行く計画は中止。




三峰岳

土砂降りの中　熊の平小屋に着く。



雨の中、テントの中で酒をちびちびやって寝た。気圧も低いままだよ。あーあ。


おやすみアミーゴ

両股小屋→熊の平小屋→蝙蝠岳→伝付峠 その1

今年の夏山山行は、4泊5日（テン泊）という計画で出かけた。





奈良田を出発。



バスで広河原へ。しかし北沢峠行きのバスは運休中だった。

天気は良いし、林道を歩く。




野呂川出合のバス停

ここから本来の林道歩き


気持ちがいいので、昼寝したりしてのんびり歩いた。終点が両股小屋だ。







女性の主人が仕切るこじんまりした小屋だが、多くの登山客と釣り客に愛されている。

寝不足なので、少し飲んで早めに寝る。天気は下り坂のようだ。



おやすみアミーゴ