アロハなひととき

気になる印刷ショップの社長のアロハな日々。

赤石岳山行 その3

2013-08-28 18:21:17 | 登山
朝がきた。昨日の雷がウソのような快晴だ。



テントから抜け出すと富士山がみえる。





ご来光やっちゃいました。

ゆっくり食事して出発。



朝日を浴びて、稜線を歩く。風も無くすがすがしい。



小赤石岳到着。 あとで聞くとこの付近に落雷があったそうだ。





赤石岳山頂



むこうに見える聖岳も予定していたが、今日も雷なんかになると帰りの予定がつかなくなるので、やむなく断念。

昨日泊まれなかった頂上直下の赤石岳避難小屋へ



小屋の主人はうわさどおり気さくなやさしい山男だった。

一緒に飲みたかった。残念。

避難小屋とはいえ、いろんな品を売っている。おもしろい。

小屋の女性の方がボリビアに行ってきた話をしてくれた。そこで鍋つかみを買った。



あと、酒が好き手ぬぐいも



こんな小屋、北アルプスどころか他にはないだろう。やはり南アルプスなんでしょうね。



下山開始。




雲ノ平のように山々がみえる富士見平



赤石小屋 この小屋ではチーズケーキとかロールケーキが食べられる。ビックリ

3時間半下って椹島にもどった。


椹島ロッジに宿泊し、翌日帰ってきた。


南アルプスしか登らない人が結構いるとは聞いていたが、

その気持ちなんとなくわかる今回の山行だった。

南アルプスはシブイ魅力かなぁ。


赤石岳山行 その2

2013-08-27 11:30:30 | 登山

2日目千枚小屋を出発 
待望の稜線歩きにウキウキ ただ足はノロノロだ
矢印は雷鳥の親子だった。





昨年の三伏峠は3日連続の雨だったので、晴れた夏空の稜線歩きがうれしい


荒川三山東岳(悪沢岳)


修験のお札が置いてある。7月に来たようだ







中岳避難小屋に着き、ビールで休憩。なぜか小屋の主人は黒のスーツにエプロン姿だった。
ムムッと感じるところがあったので、しばらく話し込む。山と酒の話だ。

以前○○平小屋の主人は、たいへんな酒好きで気の合う泊まり客と飲み明かし
「もう一晩泊まってけ」とかやっていたのでクビになってしまった。とか

赤石岳避難小屋の主人も無類の酒好きらしい。主人のファンがたくさんいて、
紙パックの酒や焼酎をザック満杯にして登ってくる男どもが
いるそうだ。
共に小屋をやっている女性がいるので、歯止めがかかってなんとかおさまっていると
いっていた。なるほどなるほど…、よくわからんが、彼の話は山の酒豪列伝の様相になり面白かった。

今晩は赤石岳避難小屋に泊まる予定なので期待が高まる。




ここから荒川小屋へ下る。7月半ばから下りの斜面は一面のお花畑になる。最盛期は過ぎていたが、その頃に来てみたいものだ。





荒川小屋の名物カレーライスをいただく。


小屋を後にしたところで、急に雨が降ってきた。大聖寺平を過ぎて急登にさしかかったあたりで

雷鳴がきこえてきた。様子をみて遠ざかったので、かなり雨脚が強くなったが、登り切った。

とたん小豆状のあられがすごい勢いで降り出す。いきなり近距離にババーンと大音響で雷が落ち出す。

岩の草かげで様子をみていたが、あられの降り方がおさまらない。

しばらくすると、気がつかない間に体温を奪われたのか体が震えてきた。

ふと、防寒着をザックにいれたまま発見された夏山遭難死亡記事のことが頭をよぎる。

これが低体温症なんだろうなと実感する。

ゴロ石の平らなところにテントを張り、ビバークを決断。

濡れたウェアを着替え、寝袋で体を温める。息が白いほど気温が下がっていた。

というわけで、やむなく2泊目はビバークとなった。

なんでこうなるの?といいながら眠りにつく。

おやすみアミーゴ

赤石岳山行 その1

2013-08-22 18:19:13 | 登山
今年の夏の山行は、昨年の三伏峠敗退のリベンジということで、南アルプスにした。

新東名で降りてから2時間ぐらい走って畑薙ダム夏期駐車場へ深夜到着。

翌朝、少ししか寝れないままバスにて椹島(さわらじま)へ。





南アルプスの大半を東海パルプ社が管理している。



これはかつての大倉財閥を一代で築いた大倉喜八郎が、明治28年に、徳川幕府の重臣であった酒井氏より、大井川上流域の南アルプスの山林を、金35000円也で買い取ったことに由来する。大倉喜八郎は井川山林の資源を利用する東海紙料株式会社を明治40年に設立したが、これが今日の東海パルプ㈱である。





丁稚から身を興し、幕末では武器売買を手がけて財をなし、大倉喜八郎が創立し経営に腕を振るった企業には、今なお残っているものだけでも、大成建設、サッポロビール、帝国ホテル、帝国劇場、日清オイリオ、あいおいニッセイ同和損保、特種東海製紙、リーガルコーポレーション、ニッピ、日本化学工業、東京製綱、日本無線、本渓鋼鉄公司(中国)などがある。

また、彼の寄付によって設立・運営された学校には、東京経済大学、関西大倉学園(大阪府茨木市)、善隣インターネット高等学校(韓国)があり、彼のコレクションによって開かれた美術館には、民間としては日本で最初の大倉集古館(ホテル・オークラに隣接)がある。

神戸市中央区に位置する大倉山公園は、神戸市に寄付された彼の別荘地であり、札幌のジャンプ台・大倉シャンツェは彼の遺産で建設された。

大正15年88歳の時、自分の所有地で一番高いところに登りたいと言いだし、赤石岳を登頂する。

総勢200人の大名登山で、途中、お花畑で花束を作らせて楽しみ、頂上に近いハイマツ地帯で籠を降り、そこから椅子に腰かけたまま山男に背負われて雪渓を通り赤石岳の頂上に着いたという。
この時大倉は供の者に風呂桶を背負わせて登り、赤石岳の山頂で風呂に入ったと伝えられる。
お供の神部満之助(後の㈱間組社長)は、白木づくりの組立式便所2組と豆腐をつくる石うすを人夫に背負わせて、お供をし、豆腐を持参させ、山頂で大倉に湯豆腐を供したとも伝えられる。
定かではないが芸者も連れて行ったらしい。  ダハハ



千枚小屋に向けて出発。今日は7時間ぐらい高度約1500m登るルート。



樹林のなかをノロノロと登った。





中間地点の水場清水平。

まさに最高の「南アルプスの天然水」だ。山のおいしい水は本当に甘く感じられる。甘露甘露!


しかしその後眠くてしかたない。ヨタヨタ歩きになり、しばらく寝た。



見晴台にて。

その後千枚小屋に到着。小屋前の登山客の皆さんがごくろうさんといって拍手して迎えてくれた。

早速、小屋の生ビールをゴクゴク飲み干し、テント場へ。



寝不足とちょっと重いザック(酒)がこたえたかな?

おやすみアミーゴ






真夏のロングライド 銚子→鴨川→北鎌倉

2013-08-06 17:58:23 | 自転車


以前、県銚の社会科にいた佐久間先生より暑中ハガキがきた。

退職後、鴨川で長年の研究である明治期の「自由民権運動」の資料を展示する

「房総自由民権資料館」を安く手に入れた保育園の建物で

運営しているとは聞いていたが

このハガキは「来てちょうだい」ということだろう。

わかりました! 自転車で行く事にした。



5時前に出発 7時頃九十九里豊海海岸 今日は暑くなる気配

海岸道路は避けて、一宮から睦沢町 いすみ市へと走る



この辺で強い日差しに照らされてボーッとなってきた。通りかかった直売所の水道をお借りして

水を頭からかけて正気をとりもどす。 以降1本の給水ボトルは飲用で もう一本は頭とか身体に降りかけて

走行した。もう一度、とおりかかりの農林署の水道で頭から水をかける。これが快感になっている。

勝浦市ののどかな山間道から天津小湊に出た。



しばらく走ると鴨川のビーチだ。



ここから金谷にぬける長狭街道へと走って行くと着きました。

自転車でやってきたのには驚かれたものの、佐久間先生はなつかしいねと連発。

退職後畑仕事でもしようとしていたところ、近所の保育園の払い下げ競売の話題で

奥さんが「全く知らないひとに入られるのはいやね」とつぶやいたのが、事の発端だったそうだ。

いろいろ展示の説明を受けた。



鴨川の佐久間吉太郎は民権家からキリスト教の伝道師となり、銚子にきて「銚子聖公会」を創設したという。





井上幹は夷隅郡に「薫陶学舎」(私立中等学校)という自由民権の学校を作っていた。

これは当時の教科書(実物)とかいろいろと展示してあった。



楽しそうに説明してくれた佐久間先生、また来ましょう。


ここから金谷港へは約1時間 東京湾フェリーに乗って久里浜へ





約40分の船旅(自転車320円 大人700円)だ。おすすめです。





久里浜から→葉山→鶴岡八幡宮のわきを走って北鎌倉駅へ



ここからお楽しみの親類の家に押しかけて、お風呂、ビールとごちそうになり、言いたい放題したあと

電車に乗って帰ってきました。いつもすみませんです。ナハハ


魚めんと阿尾社長

2013-08-01 08:42:33 | 日記
今朝の新聞で、麻生氏(副総理)は29日、東京都内でのシンポジウムで「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、

ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語ったと報じている。

言っちゃってくれますねえ。でもやりそうな気配だ。




地球が丸く見える丘展望館の3Fにあるカフェ「あいあい」さんで夏期限定メニューとして「魚めん焼きそば」をやっている。

さっぱりした食感の魚めんが驚くほど焼きそばとしてマッチしている。

銚子の絶景をみながらいかがでしょうか?



右が魚めんを販売しているボーモ阿尾の阿尾社長、左がKANKOさん

女性が前にいるだけでこりゃおいしいよ ダハハ