むかし読んだ安部譲二の「塀の中の懲りない面々」で
雑居房から独房に移る方法が、大いびきをかいて同房人を
困らせるのがいいと書いてあったのを思いだした。
そこでオレは大声で寝言を言った。一晩中言った。もちろん芝居だ。
次の晩からオレは独房入りとなった。オレには孤独がよく似合うのだ。
麦が三分のどんぶり飯に、さんまの塩焼き、ひじき、豆腐のみそ汁、お新香。これがムショの夕飯。
まあ、家で母ちゃんが作ってくれた夕食と、たいして変わらない。ビールがないだけ。
贅沢は言いません、これから20年も食べさせてもらうのだから。
たまにはステーキも出るのかな。吉野家の牛丼もっと食べておけばよかったな。
飯食ったら消灯時間までなにやろう。日曜洋画劇場が見てぇなぁ。
この場をお借りして一言。きょうから3~4日出かけて来ます。はい、なにがいっしょです。山豚火
山豚火さん、おれの初めての五七五「柿むいた包丁で女殺りました」を
ブログに載せたら、ずいぶん評判が悪かったんですってね。
でもこれ俳句じゃありませんからね、五七五ですから。
ブログ見てる皆さんも、そこんところをお間違いのないようにお願いしますよ。
あれ? 吉本興行は街頭でスカウトなんかしていませんよ。
お笑いやりたい人は月謝払って吉本の漫才学校に入って
お笑いの勉強して、卒業しても漫才師でデビューできるのは
ほんのひとにぎりの人だけ。なにしろ所属タレントは800人も
いるんだから。渋谷でスカウトされたこの姉ちゃん、危ないなぁ。
どこの「ヨシモト」にスカウトされたんだい?