原油高、環境問題の高まりから、最近は太陽電池を利用した発電へと世界の潮流が変わるつつあちます。シャープで今度開発した「薄膜太陽電池」をめぐる動きが活発によって以前よりシリコン使用量が少ない製品が出来、平成21年度には稼働出来るとの事です。
世界最大級の薄膜太陽電池工場を堺市で建設しているシャープでは、早くも葛城工場に増設した新ラインを今月稼働させたほかに、三洋電機でもこの分野への参入しようと、新日本石油との合弁会社設立に向っているようです。このように異業種参入も交えた、“太陽電池バトル”は早くも置きそうな気配です。
この薄膜型の新たな生産ラインは、従来型との大きな違いは、面積がこれまでの2・7倍に相当する1メートル×1・4メートルの大型ガラス基板を採用して、太陽電池の生産能力は結晶系695メガワット、薄膜型15メガワットだったが、薄膜型を160メガワットと10倍強に増強した点です。
シャープの濱野副社長は「これまでの結晶系を主力とした戦略から、薄膜型を加えた『両輪』で事業を強化していく」と語ってます。今後、葛城工場で薄膜型の生産技術やノウハウを確立して、堺工場をモデルとして欧州での世界展開につなげるシナリオを描いているようです。その大切な任務を負って、将来的に薄膜型の年産能力を6000メガワットまで高める構想の葛城工場にする方向と感じました。まさにこの葛城工場こそが同社の太陽電池事業の世界展開のキーマン的役割をになっていると思います。
一方、三洋電機でも両輪作戦で行くようです。三洋電機には、太陽光を電気に変換できる割合を示す「変換効率」では世界トップレベルの「HIT太陽電池」をもって入るそうで、三洋も薄膜型の量産に向って、新日石との来年4月をめどとする合弁会社設立を協議をスタートし、22年度の商品化を目指すと言ってます。
三洋電機では、「HITは三洋単独で開発を続行し、この薄膜型は新規の合弁会社で事業化でいく」・・・と駿田和彦副社長は言っております。
このHITの利用は設置面積の狭い住宅屋根向けに・・薄膜型は広大な遊休地を生かした太陽光発電事業向けにと「住み分け」を図りながら、対応する方針のようです。
9月30日に東京都千代田区のホテルで新日石と設立する合弁会社設立への出資比率をめぐっても、駿田副社長は「出資比率は今後の協議で検討したい」と繰り返し、「太陽電池事業の主権を放棄するわけではない・・合弁会社を大きく育てて、事業の柱にしていく」と強調したそうです。
三洋電機は携帯電話機事業を京セラに売却して、20年3月期連結決算で4期ぶりの最終黒字を達成したそうで・・20年度から3カ年の中期経営計画ではこの太陽電池に事業を集中する方針のように感じます。
いまや・・・この薄膜太陽電池には他業種からも熱い視線が注がれているようです。現在・・昭和シェル石油やホンダが子会社を通じて、シリコンを使わずに銅やインジュームといった金属化合物を使った薄膜太陽電池の量産を行っているようです。このような動くを見ると日本の石油元売業界からの転進に気が付きます。
昭和シェルでは、1000億円程度を投じて23年に年産能力1000メガワット態勢を築く方針のようですし・・三菱重工業も長崎県諫早市で微小なシリコン結晶を使った薄膜太陽電池の量産を始めたとの事です。
このように日本のエネルギー源は日本が最も得意とする技術を駆使して 太陽光を活用した方向に転化していく様で・・いつの日にか石油資源獲得に苦労した事から解放される来る事を信じたいものです。
(産径ニュース参考)
10月13日・トクサ・・花言葉は「非凡」
● 町作り研究会・・ オワンクラゲを展示しているのは・・・
始めまして・・折角の情報ですが、私は今のとこと起業する予定がないので・・それだけをお伝えします。ご親切感謝します。
お早う御座います。最近のニュースと言えば、国際金融問題がなんと言っても大きい問題のようですが、やっと日本案が結果として採用せざるを得ない事に来て、僅かに光明が見えてきたようですが・・・個人でもお金の事になると・・中々纏まらない・・困ったものです。それと日本は故三浦和義氏の事で大騒ぎ・・
だから私はあえて・・このようなもっと日本の未来を創造する力がこのように動き出している様を書きました。
日本のように無資源国は長い事、資源も問題で苦労しましたが、やっと大企業も異形種企業もこの太陽光の利用に本腰を入れている事が嬉しいです。
地方大学も各々頑張ろうね・・
http://www.legal-lab.com