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憲法について・・・大事なことって?

2015-05-03 21:49:06 | 雑記

今日は憲法記念日です。ふくおかでは、お祭りのはじまりですが・・雨だったので

家にいて気が付きました。GWで、だーっと流れてしまいますが。



今、九条について、また改正について、議論が高まっていますね。

私は法学部卒なので、憲法については、一年生のときに学びました。

確かに、九条も大事なのですが、結構知られていないことで、大事だと思ったことを

書いておこうと思います。

信教の自由
日本国憲法は、信教の自由について、国民が、どんな信仰でも、宗教でも、信条として持つこ

とを保障しています。

ということはですね・・・

宗教を強制して国民を宗教のもとに支配することは、日本ではできない、ということです。

一番身近な例で比べてみたいと思います。



中国はどうなのか?


中国は、昔、たくさんの思想家、といわれた人々がいました。

そして、いろいろな思想を取り入れた政治を行っていた国だったんです。



しかし、現在は、そのような文化(思想的な特徴のもの)を持つことは難しいようです。

共産党の一党支配が続いているためです。

なので、精神的なよりどころとして、「思想、宗教、」を自由にもてないために、お金持ちに

なっても精神的には不安定になる方が多いそうです。



経済的に豊かになっても、心は豊かになったか?といえば、必ずしもそうではない。


政府は「支配」のためには、国民のそういう不満をそらす政策を打ち出さないといけない。

それで、経済的な民主化はある程度よしとしたけれども、それはあくまでも安定した「支配」

のため。

本当に、中国の政府がおそれていること、怖いのは、中国の国民が自由な、思想的な信条をも

ち、変貌をとげていくことなんですね。

それが「打倒、政府」につながると考えているわけです。


思想統制をして、突っ走った戦前の日本とどこか重なるところがあるようです。

なので、信教の自由の保障は、地味だけど、とっても大事です。


また、宗教的な差別が、現在の日本にあまりないのは、戦後の日本の「宗教統制」がなかっ

たことが背景にあるのだと思います。

それで、ちょっと前までは、危険な国でも親日の国では、それが信用材料になっていた。


九条にスポットライトがあたりがちですが、憲法は、国家の骨組みなので、誰でも大枠でいい

ので、学んでおく機会をもうける必要はあると個人的には、そう思います。


学んで、どう感じるのか?どんなとらえ方があるのか?自分はどう感じる?

年に一度、そういう祝日を設けたということ自体、実は「みんなに知ってもらい、考えよう

よ」というメッセージが込められているのかもしれません。















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