2017年3月31日(金) オフの日

2017-03-31 19:31:22 | 日記
今日はオフ。

3月も今日で最後だが、小雨の降る寒い日だった。


新聞広告で見た書籍で気になったもの。

実は医療に対する不信感は自分にもある。
父親が肺癌になって、医者の勧めで抗癌剤治療を行ったら、
あっという間に亡くなってしまった。それが2001年。
その後兄貴の嫁さんも同じく抗癌剤治療で早期(49歳)に亡くなってしまった。
それが2011年。

自分の母親は医者の言うことをあまり聞かない。
薬も医者の言う通りに飲んでいない。
だから比較的元気なんだろうと思う。81歳にしては。
決して身体は丈夫ではないけれど。




『大往生したければ医療とかかわるな【介護編】』
(著)中村仁一
幻冬舎新書


前作から5年、後期高齢者の医師だからこそ言える、
きれいごとを排した医療と介護の真実とは。
世間では2025年問題(団塊の世代が75歳以上になる)を解決すべく、
様々な取り組 みがなされているが、
それは結局「弱っても死ねない身体づくりを」しているだけ。
つまり健康寿命を延ばそうとすることで要介護期間が延び、
社会全体の医療と介護費用はますます増えてしまうのだ。
誰もが「ピンピンコロリ」を願うが、
それは1等7億円のジャンボ宝くじに当たるよりむずかしいこと。
ならば老人はどうすればいいのか?
生き方、死に方についての意識が変わる、目から鱗の一冊。