2017年3月9日(木) オフの日

2017-03-09 19:51:16 | 日記
今日はオフ。

昼頃まで寝た。たくさん寝た。
疲労はそこそこ回復した感じがする。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

今日はアメリカのBen Garrisonという人の風刺画を。
この画を見てほんとんどの日本人は訳が分からないのではないかと思う。
日本のニュースはあまりにも能天気で偏り過ぎているから。

でも「国際金融マフィア」「イルミナティ」「ビルダーバーグ会議」「1%オリガーキー」
といった言葉に慣れ親しんでいれば、この画は分かり過ぎるほどによく分かる。



傾いた建物の中にはクリントン夫妻がいる。
ロックフェラーがいる。
キッシンジャーがいる。
ロスチャイルドがいる。
エリザベス女王がいる。
ゴールドマン・サックスがいる。
ソロスがいる。
オバマがいる。
ブッシュがいる。
メルケルがいる。
ポデスタがいる。
イエレンがいる。

みんな1%支配層に属して、99%をないがしろにしてきた連中だ。
(日本の現政権も大手メディアもこいつらにぶら下がってお駄賃をもらっているに過ぎない)
アメリカ人は恐らくこういうことにかなり気付いているのだろう。
だからこそトランプが大統領選に勝利したと理解するべきなのではないだろうか?


もう一つ、Ben Garrisonの風刺画を。




「ソ連崩壊の西側バージョンが進行中」とはベンジャミン・フルフォードの言葉だが、
1989年のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連邦解体で、
共産主義が敗北し資本主義が勝利したかのように思えた、が、
資本主義も限界に差し掛かってきたということなのか?

個人的には資本主義が終わるとは思ってないけど、
1%の人間が通貨発行権を握り、
情報を統制して99%を無知に晒し、
戦争を起こしてさらにしこたま儲けるなんていう構図の世界は
明らかに間違っている。
現行の資本主義に修正が必要なのは確かだと思う。



久々に 【時間も金もないので、どうせ読めないだろうけど、面白そうな本】



『最後の資本主義』
(著)ロバート・B・ライシュ
東洋経済新報社


ライシュの提案する、新しい資本主義の形。政府か市場か、の二者択一ではなく、市場メカニズムの根幹となる市場のルールを見直すことで、資本主義を壊すことなく、サステナブルな資本主義を構築できる。

市場メカニズムのルール自体が、勝者だけが勝ち続け、富が一方的に上方に移動するような仕組みになっている。ここにメスを入れずして、ゲーム終了時の所得再分配の率だけを議論しても意味がない。

ルールそのものを、そして資本主義そのものを、一部の勝者のためだけに利するものではなく、大勢の人が生き残っていけるようなものにしていこう。

このままでは、人間の働くことの価値はますます小さくなり、稼ぐことのできるものは資本のみとなってしまう。技術が発達し、ロボットがどんなにすばらしい財・サービスを提供できても、それを買うことのできる層は消滅する。そしてロボットが代替するのは単純労働だけではないのだ。頭脳労働でさえも、ロボットにとって代わられる時代が来ている。

今こそ、新しいルールの下で資本主義を立て直さなければならない。そうでないと、資本主義はその土台部分から壊れてしまう。