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A&M

超還親爺の独り言

@辰屋

2024-11-01 20:30:34 | 日記
「横川巡回隊員候補生はおるかのぉ~」
「ここにいますよ」
「今日は儂が横川を案内しちゃげるけん、着いてきんさい」
「楽しみです!」

「ここが石州街道の上を山陽本線や山陽新幹線が通るいわゆるガード下じゃ」



「ここ石州街道っていうんですか。浜田広島街道とか、旧54号線とか、旧道とかいうんですけどね」
「ほんまか、Googleマップみたら石州街道って書いてあるで」



「私のマップには書いてないですけどね。でも、拡大縮小したら出て来ますね
「君はワンちゃんなのに驚き顔が猫ちゃんになっとるぞ!」
「選択肢が少ないもので・・・」
「どうやら、石州に向かう街道の多くが石州街道らしいの。Wiki先生は、山口と島根を結ぶ街道を石州街道っていうってあるから諸説あるんじゃろうのぉ」

「石州街道は置いといて」
「このガード下には昔から多くの飲食店があったらしいのぉ」
「この地生まれの私の微かな記憶では、なんか小汚い飲食店が沢山あったような・・・」
「失礼なことを云っちゃぁいかん」
「こういう高架下って排ガスが澱んでるイメージあるじゃないですか。そのイメージから勝手にそう思っただけでして。関係者の皆様大変失礼いたしました」

「石州街道を南下すると横川くろすろーどって商店街が見えてくる」
「その商店街の入り口、いや出口には」



「何やら激安そうな串カツ店」
「ここにはその昔、肉のますゐの横川店があったのです」
「肉のますゐ。それ何ねぇ?」
「八丁堀にある肉屋さんなんですが、とんかつ定食が当時290円って激安価格だったので、貧学生の愚昧は週1で食べてました。今でも430円だったかな」
「それは凄いのぉ」
「でも、そのとんかつが激薄なんですけどね。ソースに中毒性があって」
「とんかつというよりはソースを食べに行っっとったんじゃ」
「バレましたね
「君はワンちゃんなのにテレ顔が栗ちゃんになっとるぞ!」
「そのご指摘、ご容赦ください!」

「この商店街の中ほどに本日、目指すお店はある!」



「うさちゃん、此処は何度か紹介している立ち食いうどんのお店ですけど!」
「いけんのん?」
「探検隊シリーズは、新しいお店を紹介するのがテーマですけど!」
「誰が探検隊云うたんじゃ、儂ぁ、横川を案内する云うただけじゃろうが。」それにこのお店での立ち飲みは初紹介の筈じゃが」
「確かに、芸風は探検隊ですけど、一言もそんなこと言ってないし
「顔は猫ですけど、私は犬ですから」

「賭場口に張り付いて」



「品書きを眺める」



「瓶ビール頂戴な」



「牛たたきはあるかいのぉ~」
「大きさは?」
「大で」
「にんにく要る?」
「お願いします!」



「これぞ、立ち食いうどん屋の豪快さ!」



「店主さん手造りの牛たたき」
「美味いない訳がない」

「奥の方には椅子席もあるんじゃが」



「私ら素人には立ち飲みゾーンの方が居心地が酔い!」
「新しいお客さんがお見えになって」
「店主がサッと品書きを差し出す」



「もしかして、先程はフライング頼みしたのでしょうか?」
「かもしれんのぉ・・・」
「もう一品行きますか」
「メンマ頂戴な」



「お代わりした瓶ビールもすっかりやっつけて」



「かけうどん、頂戴な」



「呉うどんの様な細うどん」



「お会計を願出て」
「2390円也」



「うさちゃん、この写真、看板は辰屋ですけど、お店はお向かいですよ!」
「探検隊は、行ったお店だけじゃのうて、周りのお店にも行ってみようと思わせるのが任務じゃけんのぉ」
「やっぱり探検隊だったのですね!」

@ちょびっと

2024-11-01 19:45:23 | 日記
「横川探検隊出てこいや
「「横川巡回隊員予科練候補生なら、此処におりますが」
「まだ候補生か、なんとかならんのかぃ」
「早く出世できるよう頑張ります!」
「で、何回目ね」
「今日が3回目であります」
「じゃぁ、昇任じゃ、横川巡回隊員候補生に格上げじゃ」
「わぁ~い」

「本日は高架下をご案内いたします!」
「高架下の、山中酒店は2回行ったし、立ち食い寿司 のひょうたん、ラーメンの喜八屋はもう行ったけどのぉ」



「この前山中酒店行ったときに気になったお店です!」
「お店の前に胡蝶蘭のあった」
「そうそう、そこです!」



「ちょびっと」
「長居厳禁です!」
「いつもニコニコ現金払い!」
「その程度でしょうね」

「ガラガラガラと」
「引き戸を開け」
「一人なんじゃけどのぉ」

「カウンターの空いたところに張り付いて」
「品書きを眺める」



「キリンラガー頂戴な」



「女性店主さんでしょうかね」



「品書きを拡大して」



「色々取り揃えてありますね」
「見てみぃや。こっちにゃぁ、缶詰や袋麺もあるで!」



「お電話、待ってます!」



「イカなっとう頂戴な」



「よく混ぜて」
「見るに耐えられる程度でブログ用に写真を撮って」



「もう一品は」
「生ハム無花果」



「もしかして、日本酒モードに入ってませんか」
「いけんのん?」
「一軒目で、ちょびっとのはずなんですけど」
「ちょびっとで止めるけん、待っとりんさい」
「・・・」

「日本酒は冷蔵庫を見てエエんかのぉ~」
「お好きなのをお選びください!」
「お勧めはあるかのぉ~?」
「そう云われても、全部お勧めじゃけん」



「じゃぁ、黒龍貰おうかのぉ」
「黒龍も美味しいですよね。1合と半合どうされます?」
「1合で」
「お猪口は好きなのえらでください」



「ガラスが涼しそうで好いですよね」



「大吟醸の龍って、これって良いお酒ですよね」
「普通はこのお値段では吞めんはず」



「生ハムが美味い」



「和らぎ水はご自由に」



「今日のチェイサーはビールじゃけん」



「いつのまに、からすみ大根」



「今日は下調べじゃけん」
「でも、日本酒に合うアテが多くてよさそうですね」
「まぢで、気に入りました!」