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東京国立博物館 『名作誕生』

昨日。
月末の金曜日!
プレミアムフライデー・・・、って死語でしたっけ?
でも、翌日土曜日から大型連休になるので、
何となく、どこかに出向く雰囲気。

と言う事なので、『13日の金曜日』から東京国立博物館で
開催されている『名作誕生』に行って来ました。

“名作誕生”と言う事なので、単に日本美術の成り立ちを
展示する展覧会かとおもったら、『國華』と言う、
美術誌の130周年記念の展示会だったんですね。
って言うか、『國華』と言う美術誌は初めて知りました。
130年も前に刊行が始まったという歴史もさることながら、
その発刊には岡倉天心も関係していたそうです。
そして、その『國華』には、驚くべき事実が・・・(後述)

“名作誕生”と言う展覧会の名の通り、
展示されている作品は名作ばかりでした。
いやぁ、これほど一挙に、国宝、重要文化財が並ぶとはねぇ。

何れも素晴らし作品で、何れも気になる作品ばかりなんですが、
狩野元信の《四季花鳥図》に描かれていた青い鳥は、
気になりますねぇ。
音声ガイドでも特に言及は無かったんですが、
中々見事な青色でした。

あとねぇ、やっぱり若冲さんは、いつ見ても凄いですね。
今回は、鶴と鶏の画が展示されていたんですが、
何れも見事でした。
描かれている動物が、生き生きとしていますよね。

あとは、ポスターにも描かれている長谷川等伯の《竹林図屏風》
墨の濃淡だけで、こんなに見事に竹林の奥行、
霧の濃淡を描くとはね・・・。
国宝になるわ。

長谷川等伯と言えば、不思議に思ったのは《山水竹林架橋図襖》。
いまは樂美術館にあるそうなんですが、
どうもね、五七の桐っぽい文様が表面に見えるんですよねぇ。
どういう事なんでしょうね?

今回は音声ガイドを借りました。
案内は壇蜜さんで、ナレーションは声優の櫻井孝宏さん。
壇蜜さんの声が耳元で・・・、以下自粛。

まもなく端午の節句と言う事で、
見終わった後に食べた、鶴屋吉信の柏餅。

左が粒あん、右がこしあん。
道明寺風と珍しい柏餅ですね。








名称名作誕生-つながる日本美術
http://meisaku2018.jp/
会期2018年4月13日(金) ~ 2018年5月27日(日)
(前期:4月13日~5月6日、後期:5月8日~5月27日)
会場東京国立博物館 平成館
当日観覧料一般1600円、大学生1200円、高校生900円、中学生以下無料
東京都美術館「プーシキン美術館展」との相互割引あり
開館時間09:30~17:00
※金曜・土曜は21:00まで、日曜と祝・休日は18:00まで開館
※入館は、閉館の30分前まで
休館日月曜日
※ただし、4月30日(月・休)は開館
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