何かに導かれるように

かれこれ１週間前の出来事ですが、
その日の昼間 突然

　　「そうだ、今日ゆうかの予防接種にいこう！」

と思いたち近所の病院に予約をいれました。

就学前までにうける麻しん風しんの予防接種。
春頃から案内が来ていたもののなんとなく延び延びにしていたのに、
なぜかその日に限ってあっという間に電話に手が伸びました。不思議だなぁ...。


さて、ゆうかが幼稚園から帰り病院へ向かう時間です。
いつもだったらぜーったい車で行くのに、なぜかその日は

　　「たまには歩いていこうっと」

と思いたち、２人でのんびり歩いていきました。
私にしてはありえない行動、これまた不思議だなぁ...。


無事終了し、普段だったら当たり前のように家に帰ります。
が、なぜかその日は

　　「ねえ、駄菓子屋さんにいってみようか？」

噂には聞いていたけど行ったこともない駄菓子屋さんがパッと頭に浮かび、
家とは反対方向に２人歩き出しました。
途中道を間違え引き返し、ゆっくり歩いたり急ぎ足になったり、
今思うと時間調整をしていた様な気が...。


そして駄菓子屋さんに到着。
うきうきしながら駄菓子を選んでいるゆうか。
と、そこに小学生が10名ほどでやってきました。
友達同士にしては年齢がバラバラだしな、なんて思っていたら
すぐ横で女の人が「さあ、100円分買うにはどう選べばいいのかな？」
なんて声をかけています。
不思議に思って「あの、何かの集まりですか？」と尋ねると
なんと、ゆうかが通う小学校の学童保育のお買いものイベントでした。


『イベントが多いんですよ、今日もこれから食べるおやつを買いにきたんです。
　こういう機会があっても楽しいんじゃないかなと思いまして 』

「そ、そうなんですか！　実はかくかくしかじかで来年からうちもお世話になるんです 」

『そうですか、ぜひ見学に来てみてくださいね。いつでも大丈夫ですから 』

そういう先生はとても穏やか、優しい笑顔。
いろいろな心配がすーっと消えていく気がしました。

　　　　　　　

それにしてもなんなんだろう？この偶然の出会いは。
いつもだったら絶対にありえない行動をしたと思ったら
その先に一番知りたかった情報・会ってみたかった人たちが待っていてくれた。
まるで何かに導かれたような気がする。

　　　　　　　

そんな話を先日の同窓会でしたところ、帰り際Ｗさんが

　　「ねこのみーすけさんにはきっとお母さんがついててくれていると思うよ。
　　　前に会ったときも感じたんだけど、なんかあったかいもん。
　　　だからお父さんのこともきっと大丈夫だよ。」

と言ってくれました。

お母さん 　ホントに？
でも思い起こしてみれば、今までもなにか問題が起こるたびありがたいことに
必ずなんとかなってきたように思う。

そうだ！そういえばこの春父親のケアマネージャーさんが決まった時、
一度決まった方がなぜか突然今の方に変更になったんだ！
結果オーライでとってもよくしてくれる。本当にありがたい存在です。

その後父親とヘルパーさんとうまくいかずもめた時も、今のヘルパーさんが
これまた突然浮上して変わってくれたんだっけ。

そうだ！！妹もある人に「あなたお母さんに守られているから大丈夫よ」
って言われたっていってたなぁ


今回の一件ももしかしたらお母さんの尽力かしら？（笑）
だとしたら、お母さん本当にありがとう！
お陰さまで今回もまた心が救われたよ。

お母さん、たまには姿を見せてくれたらいいのになぁ