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2021.12.5 『犬山』(157m)~『安平山』(あんぺいざん・166m)  千歳市から入って周遊ルート

 一昨日の日曜日は、

安平町追分の『安平山』に、

西の千歳側から「犬山」経由で登ってみた。

初めて千歳側から登るのだが、

面白そうなルートとなる気配がしていた。

 この朝先日買い替えたパソコンの、

「Windows11」へのバージョンアップを終えて、

色々いじっていたため、

家を出るのが8時になった。

OSを「Windows11」にしてはみたものの、

私がパソコンを使用するのは、

山で写した写真の取り込みや、

ブログ記事の更新とfacebookの閲覧くらいで、

あとはメールでHiromiに山行予定を送るのがせいぜい。

「Windows11」の新たな機能なぞ全く必要ないのが現状だ。

ただ、新しいパソコンは処理が早くて助かる。

 千歳市協和で「千歳ゴルフ場」に向かう小道に入った。

それを1kmも走るとゴルフ場への入り口を過ぎる。

そして300mほどで、

左手に畑の端に沿って伸びる農道が現れる。

この農道を利用して入山する予定だ。

近くに駐車地スペースがないので、

ギリギリ道の端に車を止めた。

 9時20分、駐車地をスタートして農道に入った。

この農道の入り口には小型のパワーショベルが置かれ、

他車の侵入を拒んでいた。

 緑の広々とした畑が続く。

スタート時の気温が2℃で、

地面の水たまりがまだ氷ったままだ。

地形図に記された破線の農道は、

畑が切れた時点で廃道となっていた。

予定ではこの農道が林道に変わるのを利用し、

できるだけ奥に進んでから尾根に取り付くことにしていた。

しかしそこに林道がない以上、

それにこだわる必要もないので、

目の前の尾根に取り付いた。

すると藪がなくラッキーッ!

快適に歩を進めていくと、

そういつまでも楽をさせてくれるはずはなく、

笹が出てきた。

ただそう密度が濃いわけでも、

背丈が高いわけでもないので、

進行には全く問題なしだ。

変化に乏しい風景が続くものの、

木々の葉がほとんど落ちた樹間から、

『安平山』が見えている。

そして12月の柔らかく気持ちの良い陽射しの中、

10時15分、四等三角点「犬山」

スタートして1時間弱だ。

これには驚いた!

もっと時間がかかると思っていた。

 「犬山」からは東の『安平山』に向かって、

一旦深く沢筋まで下る。

沢床まで下ると、

静かな小沢が流れる様子がいい。

小沢を少し上に向かって歩き、

適当なところで斜面に取り付いた。

急な斜面を登ると斜度が落ちて、

広い笹の尾根が続く。

この尾根を忠実に辿っていくと、

『安平山』の少し南側で登山道に出た。

あとはわずかな登りで、

11時05分、一等三角点『安平山』(点名:阿平山⁼あびらやま)

久しぶりに見る一等三角点の標石は大きい(18cm角)。

この『安平山』を中心として、

北から南に伸びる稜線上が行政区分となっており、

東側が安平町で西側が千歳市ということだ。

 見晴らしの良い『安平山』からは、

北西に伸びる尾根を下る。

斜度のある尾根を下って行くと、

あっという間に沢筋に出た。

この沢筋の風景が美しく、

私が好む風景の一つとなった。

そんな風景の中を下って行くと、

やがて荒廃した林道が確認できた。

それにのったところで簡単な昼食とした。

そして笹の林道を歩いて行くと、

スタート時で目にした畑に出た。

この畑の風景も美しい。

 12時35分、駐車地。

この行程が3時間15分とは・・・

短時間のわりにはお得感いっぱいの周遊ルートだった。

楽しいこのルートを、

この週末にまた歩いてもいいくらいだ。

 

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