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2021.12.11 『主辺山』(しゅべやま・241m)  作業道利用で楽々ピークへ

 今回の週末はHiromiと二週間ぶりの山行だ。

一年を通してこういうことはなかなかない。

Hiromiはこのところ、

歯や歯茎の調子が悪く、

そのせいだろうか体調がよくない。

おまけにfacebookを通じて、

妙な輩にちょっかいをかけられ、

不運続きで元気がない。

「Facebookなんかやめてしまいたい」と嘆くHiromiだ。

 とりあえずはそんな嫌なことを払拭すべく、

土曜の朝迎えに行き、

なるべく太陽を拝めそうな平取に向かった。

今回の山行はHiromiが未踏の三角点ピークを登り歩く。

 『主辺山』には昨年の同時期、

単独で登っているが、

Hiromiは初めてなのでまずこの山へ。

この『主辺山』は地理院地図にはっきりと、

その山名が記されている。

そしてその読みは「しゅべやま」。

ところがこの『主辺山』の、

2kmほど西に山名はないが、

三角点名が「主辺山」とされているピークがある。

ただ、こちらの「主辺山」は、

その読みが「しゅぺやま」となっている。

なんだか複雑だが、

お解かりいただけますかあ?

「しゅぺやま」には今年の8月、

暑いときにHiromiと登っている。

《その時の記録》

 「主辺山」(しゅぺやま・396m)

 むかわ町穂別から平取町幌毛志に出て、

国道237号線をやや平取町側に走ると、

車窓の左手を流れる「沙流川」に架かる、

「幌毛志橋」が見えてくるので、

それを渡って「沙流川」に沿う右手の小道に入った。

その奥には何度か車中泊した場所がある。

今回もその地点を駐車地としてスタート。

取り付き点は前回と同じく、

「沙流川」の河岸とした。

そして北斜面を藪漕ぎで登るつもりだったが、

そこに現れた古い作業道を辿ってみるのも面白かろうと、

それにのってみた。

荒れた作業道だが、

笹藪を漕ぐよりはるかに楽だ。

その作業道は、

どうやら「主辺山」の、

東側基部を北から南へと伸び、

南側を巻くようにして、

枝道で上部へ続くと思われた。

上部には作業道が走っていることを、

前回確認している。

そんな予想は的中し、

思い通りに上部へ誘ってくれた。

そして一旦ピークを通り過ぎ、

戻って『主辺山』(四等三角点:主辺峠)

前回そばの木にくくりつけられていた、

「主辺山」の私製標識がなくなっていた。

また、周りのトドマツにはヒグマの爪痕が、

あちこちにつけられている。

こんなに爪痕が狭い範囲で、

集中して見られるところも珍しい。

   

 下山は登路とは反対の、

北に下り行く作業道を利用。

この作業道がまた雰囲気良く、

そこに12月の柔らかい陽射しが降り注ぐと、

何とも言えず平和な心地になる。

作業道からは軽い藪漕ぎで、

取り付き点の「沙流川」河岸に当てた。

小粒だが面白いこの山は、

無理に藪を漕ぐことはなく、

作業道跡を辿るに限る。

 ぱっばとかたずけを済ませ、

続いての三角点へ移動する。

 

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