今回の旅の最終日…予報では曇り、降水確率は30%でしたが、朝から小雨…今日も折り畳み傘が手放せない空模様です。
ホテルを9時過ぎに出発、市内中心部の東に位置する東山遊歩道(東山寺町周辺)~城山公園を中心に歩く予定…
先ずは”宮川朝市”を見て…
朝市は少し遅かったのと、雨の影響で観光客も少なめでした。
その後、下二之町・大新町の古い街並みを歩き、桜山八幡宮~東山遊歩道~東山白山神社へ…
少しでも高い場所から高山市内を眺めてみたい…というのもあって、寺院群沿いの東山遊歩道をアップダウン…
小雨が降ったり止んだり、次第に空が明るくなり日が差してきた頃、城山の麓にやって来ました。
蒸し暑くなって来て、城跡を目指すかどうか思案…(ホテルのスタッフから聞いた話では、何も無いし眺めも良くないとか…)。
ここで山歩きの虫が山頂を目指そうと…(苦笑)
急な車道の坂道を上り、途中から山道へ…”クマ出没”の表示が…
ようやく山頂…高山城跡らしき石垣が一ヶ所だけ残っていて、城の説明版もありました。
樹木に囲まれていて、山上からの眺めは不可…、途中の木々の間から街並みが少しだけ見え…ホッと一息。
今回の旅で初めての汗だく…、日が差していたのに再び小雨が降り出し、中心部へ移動…、街並みに色を合わせたファミマで水分補給。
無料の施設”飛騨高山まちの博物館”に立ち寄り…予想ではたいしたことは無いと思っていたけど、意外に充実。
高山城の模型や解説、高山の歴史も一同に…しかも、特別展で”歌川国芳:木曽街道六十九次”の浮世絵が展示されていて大満足。
その後、街中の撮影素材をチェックしながら…江戸時代のお役所”高山陣屋”の見学へ…
(昭和44年から平成8年3月まで三次に渡って約20億円の費用を使い復元修理をした見ごたえのある建造物です)
相変わらず小雨が降ったり止んだり…、少々歩き疲れて陣屋前の東屋で休憩…買っておいたパンを食べながら時間調整。
JR高山駅 14:28発の美濃太田行きで高山を離れました…
JR高山線は単線運転で飛騨川沿いを走りますが、対向列車待ちで結構時間を消費…特急優先だから仕方ありません。
往路は飛騨川で鮎釣りの人も見えていましたが、復路では増水で渦を巻くほどの豪快な水量が流れていました。
美濃太田駅で岐阜行きに乗り換え、岐阜~米原~芦屋へ20:59に帰着。
(参考:JR普通列車で芦屋~高山間の運賃=片道¥5,620- 18きっぷ=1回分または一日分¥2,370-)
今回の夏旅、残念ながら天気が良くなかったけれど、雨の似合う飛騨地方に出合えて満点の旅が楽しめました。
さて、18きっぷも残り一回分…9月10日までに日帰り旅をしなくては…と、企画中。