なにもコントロールできない

犯罪を防ぐ手立てはない

いつ、どんなところで

刃物を三つ四つもった禿げた男が

やる気満々で、静かに襲ってくるかなんてわかりやしない。

家のなかにこもって

虎視眈々と、自分も 人も殺すつもりで

いつかその気になる自分を待っている。

そんな恐ろしい世の中に住んでいると言うことを受け入れたくないから

みんな一生懸命 いろいろ考えたり、情報を探ったり、なにかできることがないかとジタバタするんだろう。

でもできることは限られていて、不安はどっちにせよ残るから

不安を払拭したいがために、なんらかの解決策がないか、探り

それでも不安は残る。

どうどう巡り。

なにもコントロールできない。

犯罪を起こす人達の気が変わるのを待っているだけ。

なにもコントロールできないことを

認めたくないから

 

 

いつまでも

いつまでも

 

安心したくて

不安を逆に助長するような情報を引き寄せてしまう。