ネコのヒトビト

ネコにまつわるヒトビトについてのお話等

大友良英のJAM JAMラジオ

2018-12-11 22:36:12 | 思ったこと
あまちゃん特集というので、聴いてみた。

あまちゃんの音楽があの親しみやすさとか、楽しい雰囲気の前提にあったんだなあ。と、改めておもった。
そして、その音楽を描く時、大友さんは「能年玲奈さん」が、どんな風に映像で生かされるかということを考えて作ったという

能年玲奈さんの 音楽性、リズム感、姿形、その動き、全部が 音の中で映える

久々に先日 ファミリー劇場で見た時 あまちゃんのロケは 久慈でけっこう行われたんだなと思った

東北のあの空気感、現地で息づいている感じ。
まだあそこに 彼らがいるかもしれないという感覚。

朝ドラはいくつか見たけど、
本当にそこに その土地が生かされて、そこで生きている人たちを感じさせてくれるものがどのくらいあるんだろう。

いまはのんさんに名前が変わった能年玲奈さん
理由はわからないけど
彼女が一生懸命やっているから 応援したいと 大友さん。
大友さんが 感じる のんちゃん
大友さんの、とらえた のんちゃんの姿は、応援したい 人なんだ。


大友さんのラジオでの語り口は、
あんなに実績がある人なのに、人の上に立ってない。偉そうではなくて、
私たちと同じ目線で、語ってくれる

言葉の選び方、人を紹介する時に尊重する言葉、謙虚とか、そういう一言で飾られるような態度ではなくて、もっと
心の どこか深いところで どっしりと かまえた 人としての感覚

信頼できる人でなければ、こんな優秀なバンドメンバーが集まらないのでは?

あまちゃんのテーマ曲は、演奏がとてもいいのだ。
あの 心あたたまる 演奏。
曲は 曲そのもので出来上がるのではなくて、
演奏する人の、心があつまって 一つの形になる。

この演奏のあたたかさ、清々しさ、どの一音とっても きっと心をこめて 演奏しているように思う
こういう音を作り出せる、誠実な 人



震災の後、言葉ひとつでピリピリした時期があったと

戦争の前に、こういう災害があって、そのあと 人々の心が すさんで 一つの言葉でもピリピリとして お互いに攻撃しあうような状況があったと
今、まさにそういう感じがして 怖いというようなことを大友さんはおっしゃった

大切なことをいくつもいくつもお話しになりました。

録音して、残しておきたいくらい。

こんな人がいるんだと。
心がじんわり、楽になった。

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