OH江戸ライフ

パクス・トクガワーナ♪
とりあえず江戸時代っぽいものが好きなのです♡

堆積した厄は落ちたのか?

2023-12-31 | 日記
残すところあと数時間となった2023年。
なんやかんやいろいろなことが起き、『こりゃ絶対ヤバイなにかが憑いてる!』と確信した涙目のゴマは、先週、厄落としの旅にでたのでした。
(辞表はたたきつけ済みなので、後顧の憂いもござんせん 

「とりあえず、尾形先生の梅の屏風でも見て心の洗濯でもするかー!」と、おもむいた某美術館では……



なんと、めざすアレが展示されてないっ!


(観たかったアレ 

今年の厄は、想像以上に強力や~ 

聞くところによると、画にちなんで梅の季節にしか展示されないそうな 
完全に調査不足です。



秀吉の金の茶室(再現)もあったけど、アタクシはあの残虐非道の成り上がりものが大キライなんやっ!
全然復活できぬまま、お宿へ 

楽しみにしていたは、やはりキライなぬる湯系でした 

ホテルもよく確認しないでパパっと勢いだけで決めちゃったせいか、かなりボロッボロ昭和チックなたたずまいで……(ウグウグッ 

どうやら厄のレベルを侮りすぎていたようです 


翌日、激ぬるな湯で風邪をひき、ティッシュを大量に消費しながら訪ねたのは、かつてアメリカ領事館が置かれていた玉泉寺さん。



ここはアメリカさんだけでなく、ロシアさんともご縁が深いお寺でした。



ロシア代表のプチャーチンは、この下田で日露和親条約の結ぶため寄港している際、安政東海地震に襲われたのでした。
(とはいえ、そのときはまだ嘉永7年だったんだけど)

プーさんの旗艦ディアナ号は、大津波により大きく損傷し、乗組員にも死傷が出ました。
思いがけず被災したロシア使節団でしたが、乗船していた船医による医療支援を申し出たり、波にさらわれた日本人を救助したりと、現代のプー(チン)とは真逆な人道活動を展開したのでした。
(同じプーなのに、なぜこうもちがうんだっ!?  )

ちょびっと気分がよくなったゴマは、下田の街をフラフラしたあと、はじめて乗る観光特急『サフィール踊り子』の中で爆睡しつつ、帰路に就いたのでした。




(奇跡的に1号車1番AB席が取れたのに、ほとんど寝てた  )

さてさて、全身にこびりついていた(?)厄は取れたんでしょうか? 


(全部伊豆の海に落ちていますように、ナムナム)
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