OH江戸ライフ

パクス・トクガワーナ♪
とりあえず江戸時代っぽいものが好きなのです♡

行ってきたよ、「出版120周年 ピーターラビット展」

2022-06-04 | 日記
みなさま、ごぶさたしております、そろそろ記憶のかなたに置き去りにされそうなゴマちゃんですぅ


はてさて、いまだ蔓延するコロナ禍で、「不要不急の外出は~」的心の負荷を感じながら、都内某所(世田谷美術館)にコソッと行ってまいりました。



まぁ、いまさら説明をするまでもないとは思いますが、もしや「ピーターラビットとはなんぞや?」な方がいらっしゃるかもなので、チャチャッと解説しますと、

『(Peter Rabbit):イギリスの絵本作家・ベアトリクス・ポター(1866~1943)が、書いた児童書に登場する主役キャラ』です。


ピーターラビットシリーズは、累計発行部数2億5000万部を超えるメガヒット作で、「宝くじ当てて、アレを自費出版 ☞ アニメ化 ☞ あわよくば実写版」な実現不可な野望をいだくどこかの底辺アザラシにとっては、うらやましすぎる著作物なのでございますです。

そうや、ポターはんかて、ピーターを最初は自費出版で出したそうやし、ワンチャンあるかも~ 


んで、入ってみるってーと……



いきなりシュールな家系図を発見。



お父さまはパイの絵になっていて、笑っちまいました

(ピーターのパパ上は、農家のおじさん(マクレガーさん)の畑に不法侵入および窃盗の現行犯で獲っつかまり、ウサギパイにされてしまった由)
 
(今回は、書籍化の際に削られたマクレガー夫人がドヤ顔でパイを供すの図が展示されておりました  図録買わなかったから、いま手元にはございませぬ)





アヤシゲな人形も数体ありました。

……うーん、でもどうしたんだろ?

前ほど、ピーターがかわゆいとは思えない。

なぜだ???

――   ――

そうか、ここ数年、体験農園やってたから、手塩にかけた野菜を野生生物に食い散らかされる ☞ 害獣 で、むしろマクレガーさん的心情になっているのかー!

おのれ、コソ泥うさぎめー 

そして、本日一番のツボは、これが日本に紹介された時のお話し。

一番古い日本語訳は、1906年11月発行の『日本農業雑誌』に「お伽小説 悪戯な小兎」(約;松川二郎)らしいのですが、1915年に実業之日本社が発行した『幼年の友』では、「ピータロー兎」というタイトルで掲載されたそうな。

ピ、ピー太郎???

これって、明治・大正期に、外国の童話等を和訳するとき、外国人名になじみのないお子ちゃまたちに受け入れられやすいように、人名を日本風に変えちゃうというアレか!?

(例)アルプスの少女ハイジ

お話の内容は変えず、登場人物名を和風にした『楓物語』となる。

ハイジ     = 楓(どこにも「ハイジ」的要素なし)
ペーター    = 辨太(べんた ☞ べーた ☞ ペーター なるほどね 
アルムおんじ  = 爺(おやぢ)(おい!)
デーテおばさん = 伊達さん(竹にスズメのあの一族!?)
クララ     = 久良子
ロッテンマイヤー= 古井(ふるゐ)さん
ゼーゼマンさん = 本間さま(舞台は荘内なの!?)


てな感じで、若干モヤモヤしながら見終わったあとは…………



イギリスといえば、アフタヌーンティー!

むしろ、こっちが目当てだったりしんす


アフタヌーンティー、ドカーンと一発大当たりしたら、次回はぜひこちらでもティータイムを楽しみたいものです 



帝国ホテルで祝う!ピーターラビット™のバースデーパーティー!

6/30までなのじゃー!
宝くじが早く当たりますように、南無南無。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする