OH江戸ライフ

パクス・トクガワーナ♪
とりあえず江戸時代っぽいものが好きなのです♡

いざ! 愛蔵さま青春の地・甲府へ!

2022-02-05 | 日記
みなさま ごきげんよう。
ボチボチ花粉症がはじまりつつあるゴマでございます。

年が改まって以来、ずっと寒っ!!な日がつづいていますが、ゴマはこの寒空のもと、杉浦譲(愛蔵)さまの足跡を求めて甲州へ行ってまいりました。

そんなこんなで、本日の一曲は、チャイコフスキー交響曲第六番『悲愴 
昔、コレをコンサートで聞いて、号泣するくらい感動したものです(しみじみ回想中)


さてさて、愛蔵くんが生まれ育ち、青春時代を過ごした甲府訪問ですが、初日はゆっくりめに出発して、石和温泉でほうとうを食べてから、でまったり~

にしても、石和温泉、かけ流し量ハンパない!

なんでも、石和は、甲府盆地の底のほうなので、水資源が豊富なんですと!
そういえば、お宿の横にも用水路があって、一晩中ジャバジャバうるさかっ……(ゲフンゲフン)……メッチャせせらいじゃってました 



そして、翌日 

朝ぶろもしっかり入ってから、いざ出陣(

とりあえずは、地元のヒーロー・信玄公を祀る武田神社へ。


甲州といえば、この方 = 信さん(なれなれしい)
(※ この像は、甲府駅南口に鎮座ましましておいでで、武田神社のものではありません)






ここでは、ある博覧強記さまから、ここの宝物殿に小野小町晩年の像があって、一見の価値ありと教えていただき、入ってみたものの……甲冑&甲陽軍鑑関連しかないよ~ 

もしや、コロナの影響で、展示品数をしぼっているのか? 

ガックリしながらも、しっかり御朱印もいただいて、いよいよ甲府城へ!!
(ゴマの御朱印帳は徳川印なんや~ おとなりは、武田神社前の売店で購入した戦国手帳でおじゃる)



(復元された稲荷櫓)

(こちらは、大手門)

まぁ、ここまではいいとして…………アレはなんなんやー!?




とんでもなく興ざめなオベリスクもどきが城内に

ムカつきながら近づいてみてみると、やっぱりそうかー!
山県有朋という揮毫が……。
景観をいちじるしく損なってくれたのは、やはり長州&明治政府がらみのようです 
(明治期に起きた水害の復興事業記念碑だって)

気を取り直して、散策再開。

甲府は、徳川忠長も領したことがあり、それ以前、豊臣時代には豊臣秀勝(忠長の母・お江の二度目の結婚相手)も短期間ですが、領主をつとめていたことがあるのです。
まぁ、なんだかんだ、ゴマ的にもちょっと思い入れのある地でございます。
(……早くアレのつづきも書かねば  )

櫓内の展示によりますと、甲府城の中でも温泉が湧いていたとか、江戸から甲府勤番が赴任してくるときは、三泊四日の旅程だったとか、幕末期、新政府軍が甲府に迫ってきたときは、多くの直参がいたにもかかわらず、抵抗らしい抵抗もせず(甲陽鎮撫隊を除く)、スルッと通られてしまったとか(だから、『悲愴』な気分なんや )、耳より情報満載でした 

その後、街をブラブラしていたら……



徽典館ですと!?


それは、まさに杉浦愛蔵くんが学び、のちには助教をつとめた、かの昌平黌分校の名ではありませぬかー!

もしや、ここに徽典館があったのかー!?

愛蔵さまー! お傍にまいりましたぞー!

徽典館は、愛蔵君のほかにも、あの岩瀬忠震や、渋沢栄一といっしょにパリに行った田辺太一、西郷隆盛パクリの項(「『敬天愛人』はヤツのオリジナルではない!」告発がらみね)で出てきた中村正直ら、そうそうたる俊才が教鞭を執っていたことでも有名な学舎なのです。


てなことで、今回も収穫の多い旅でございました。めでたしめでたし


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