OH江戸ライフ

パクス・トクガワーナ♪
とりあえず江戸時代っぽいものが好きなのです♡

4月の景物

2015-05-29 | 江戸時代
東都歳事記に書かれた4月の景物を見てみると、
「杜鵑(ほととぎす)」 …大かた立夏を過ぎてより啼き初むる。
「牡丹(ぼたん)」   …立夏より二、三日め頃。
「杜菖花(かきつばた)」…立夏より二、三日め頃。
「藤」          …立夏より十二、三日め頃。         
「卯の花」       …夏至の頃
「芍薬(しゃくやく)」 …小満(立夏の次の節季)の頃。

ここで何度も出てくる「立夏」ですが、今年は5月6日でした。
「小満」も二十四節季のひとつで、こちらは5月21日。
こうしてみると、旧暦の4月はだいたい一か月遅れぐらいな感じですね。


ホトトギス


ボタン


カキツバタ





卯の花


シャクヤク



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今日は灌仏会

2015-05-25 | 江戸時代
旧暦4月8日は灌仏会(かんぶつえ)です。
2月15日涅槃会が仏様の命日なら、今日はお誕生日です

東都歳事記より、
「灌仏会(諸宗寺院勤行あり。本堂中または境内に花の堂を儲け(←誤字じゃないです)、銅像の釈迦仏を安じ、参詣の諸人に柄杓をもつて香水を仏頂に澆ぎ奉る。
在家にも新茶を煮て仏に供し、卯の花をささげ、また戸外に卯の花を挿すなり。
今日仏に供するところの餅を号して、いただき、また花くそといふ。『年中行事大成』に花供御の誤りにやといへり。ただし京師には涅槃会の団子をさしてしかいふとぞ)

涅槃会につづき、またもや出ましたいただき&花くそ
でも、涅槃会の項では、お正月で残った餅をアラレにしたもの(豆入り)が花くそと書いてありましたが、こっちでは餅または団子っぽいニュアンスですね
(…どっちなんだよ~

ちなみに卯の花というのは、アジサイ科の植物『空木・ウツギ』のことで、旧暦4月=卯月なのは、卯の花が咲くころだから、卯月という名になったそうです

卯の花







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体質的に佐幕派!

2015-05-24 | 日記


先日、世田谷の某神社と某古刹に行くことになりまして…
そこでわかったことは(いや、前々からハッキリわかっていたことですが)、
ワタクシは思想的にも体質的にも攘夷派はムリー!!!

その神社は、攘夷派のアイドル的テロリストさま関連の場所でした。
もう鳥居が見えた瞬間から気持ちがゲッソリし、鳥居をくぐったとたんはげしい頭痛。
そして、妙なアウェイ感。
なので、オーラたっぷりそうな某先生の墓に近づくのはご遠慮しときました。
(じつは萩である恐怖体験をしたことも……2度と行きたくない…)
あ、「萩」とか書いちゃってる…バレバレやん

つぎに訪れた緑濃い美しき古刹は、某事件で命を落とした悲劇のお殿さまの菩提寺。
こちらは周辺の気もすがすがしくて、爽快そのもの
薄暗がりの中に鎮座まします仏像の数々、立派なお墓、そして尊敬申しあげるある御方のお墓と、その方をお守りしようとして亡くなった忠臣の碑…
あー、もー、なにこの心地よいホーム感はー
Iさま、もうすぐ国許にもおじゃまいたしまするぞー
そちらでもよろしくですぅ

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旧暦四月一日

2015-05-18 | 江戸時代


今日は旧暦の4月1日です。
この日の特記事項といえば、

「朔日(ついたち)
 更衣(ころもがえ)(今日より五月四日まで貴賤袷衣(あわせ)を着す。
 今日より九月八日まで足袋をはかず、庶人単羽織(ひとえばおり)を着す)」東都歳事記

ということで、4月1日から衣更えです。
現代でも、学校の衣更えなどは6月1日だったりしますので、季節的にも同じころですね。
さて、足袋ですが、これは大名も同じで、4月1日の月次御礼から素足で登城です。
エライお殿さまがハダシって…なんか違和感ありまくりですが…。
でも、どうしても履きたいときは、申請書を出せば許されたそうです。
このへん、けっこう融通がきいたんですね。

また、この日の記事には、
「茶の湯者、けふより炉を塞いで風呂を用ふ。ただし九月晦日に至る」というのもあります。

炉というのは、畳の一部を切って造った囲炉裏のことらしいです。
風呂というのは、いまは「風炉」と書くらしいのですが、火を入れて釜を掛ける道具=早い話がミニ火鉢みたいなものだとか。
(昔、ちょっとだけ習ったことがあるのですが、お菓子目当てだったのですぐやめてしまい、こういう専門用語はさっぱり知りませんでしたうひゃ
うん、たしかに、真夏に炉(ミニ掘りごたつな感じ)…暑そうだわ…

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大関ヶ原展っ!

2015-05-08 | 日記


もうすぐ終わってしまいますぅーっ!
3月からやっていたのに、なんで早く行っとかなかったかなー!?
図録買ったら、前期にもいい物がいっぱいあったことが判明しましたー!
あ゛ー、かえすがえすも悔やまれますー

さて。
昨晩BSの歴史捜査という番組でけっこうな関ヶ原の再検証をやっておりました。
それによりますと、
①小山評定はなかった
②戦場は関ヶ原ではなかった
③小早川陣への問鉄砲はなかった
 あったとしても脅しになるほどのインパクトはなかった

いや~、いままでの定説がほとんど覆っちゃいますよ。
来週の後半が楽しみですな~


またまた登場
戦国武将の中でもあまり人気のないヤッさん。

でも馬にも乗れないくらいブクブクで、最後の最後まで前線に出てこなかったデブ頼くんよりは全然いいと思いますけどっ
(しかも托卵だし)
なんだかんだいっても、死の前年まで戦場に立って、自分の手で天下つかんだわけだし
ビバ、ヤッさんドンマイTOKUGAWA

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