久商68回 くつろぎの部屋

昭和41年3月3日卒業式 諏訪野町校舎から巣立って
58年!我々68回生も喜寿を迎えます。

第4回 家庭の理解がなければその先はない 堀田力

2007-04-07 | Weblog
 企業戦士として家庭を顧みなかった団塊世代がいきなり家庭に戻ってくると、
奥さんからすれば穏やかではないでしょう。
でも、社会貢献をやろうとすると、家庭の理解がとても重要です。
会社勤めでお金を持って帰るわけでありませんから、理解がないと続かない。

 社会貢献は人を幸せにする活動ですから、まずは家庭を幸せにできなければできません。
私も家族をほったらかしですが、うちの家族は幸せだと思います。
週に1回帰ってくるのを楽しみにしています。
家庭を犠牲にして、従来の会社人間のままでは絶対にうまくいきません。

 会社人間は家にカネを持ってくる点に存在意義がありました。
その場合であっても、家の中に常にいてもらっては奥さんからは煙たがられます。
だって、20~30代の子育てで一番手が必要なときには家にいなかったわけですから、
すでに奥さんと子供の世界が出来ています。その後の40代は邪魔ですよ。

 定年を機に真っ先に必要なのは家庭つくりです。
それも奥さんとの関係修復が大事ですね。まず奥さんの役に立つことです。
奥さんは家庭に帰ってこない夫を前提に、
自分の生き方の計画を作り上げていますから、奥さんの多くはできれば家庭は顧みず、
お金だけ入れる夫像を描いています。
でもこの奥さんとの理解をとりつけないと、その先の展開はありえません。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする