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ひったくり対策?

2006年12月17日 | Weblog

大阪府警が新たなひったくり対策  12月16日15時40分配信 産経新聞

■防止方法学び、女性客に伝授

 ひったくり被害の9割以上を女性が占めることから、大阪府警は女性客が集う
美容院の協力を得て新たなひったくり対策に乗り出した。 店内に啓発ポスターを
掲示し、美容師から利用客にひったくりの話題を“口コミ”してもらう作戦だ。

府警は「女性は美容院にかなり長い時間滞在する。ひったくり対策を発信するには
うってつけ」と、美容院での「おしゃべり」に期待を寄せている。

30年連続でひったくりの被害が全国ワースト1位の大阪府。ピークは平成12年の
1万973件で、昨年は5542件まで半減したが、今年に発生した5016件
(11月末時点)のうち、女性が被害者だったのは90・3%の4531件だった。

このため府警は、発生を封じ込めるには女性への啓発が不可欠とし、多数の女性が
利用する美容院に着目。 府内に約3万店ある美容院を拠点にした新たな防犯対策を
計画。 カットやパーマをかけながら接客する美容師に、ひったくり対策を
「ホットな話題」として取り上げてもらおうという“口コミ作戦”だ。

口コミに必要な情報を仕入れてもらうため、府警は「勉強会」を開催。
大阪市保健所などの協力で、10月半ば以降、美容師が消毒方法などを学ぶ各保健所
主催の衛生講習会に地元警察署の防犯担当者が出向き、ひったくり被害の予防方法を
伝授している。

今月半ばまでに計24回開かれた講習会には、約5000店の美容師が参加した。

このほか、約3200店が加盟する府美容生活衛生同業組合(大井孝理事長)に
協力を依頼。 11月から加盟全店舗内に、女性がひったくり被害に遭う様子の
写真を組み合わせ、「緊急連絡!ひったくり多発!」とのポスターも掲示した。
同組合の角野君代事務局長は「カットなどでじっと座っている間、店内のポスターは
必ず目に入る。 特に夜道を帰る女性客に見てもらえれば、効果があるはず」と話す。

府警生活安全部は「美容院のようにターゲットを絞った対策の方が、広く一般に
呼びかけるよりも効果的ではないかと考えた。 今後も主婦や高齢者、会社員など
対象を絞った対策を次々に打ち出したい」としている。

最終更新:12月16日15時40分


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