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朝鮮日報

2006年05月05日 | Weblog

 米大統領懇談会に招かれた日本、招かれなかった韓国 
 
 米国のジョージ・W・ブッシュ大統領が28日午前ホワイトハウスの
執務室で脱北者および拉致被害者家族と対面した際、日本大使が
参加した一方、韓国の関係者は招かれなかった。

ブッシュ大統領は北朝鮮に拉致された日本人被害者の横田めぐみさんの母
早紀江さんをはじめ、2002年に脱北し現在は韓国に住んでいる
金韓美(キム・ハンミ)さん(7)家族、ミュージカル『耀徳(ヨドク)
ストーリー』の鄭成山(チョン・ソンサン)監督、自由北朝鮮放送の
金聖民(キムソンミン)代表らと会った。
国籍で見ると、韓国人5人、日本人1人という内訳だった。

しかしこの日の面会で加藤良三駐米日本大使が同席した一方、
李泰植(イ・テシク)駐米韓国大使の姿は見あたらなかった。
この現場を取材する記者についても、米国側の対応は
日本と韓国で異なった。
日本人記者については駐米日本大使館の協力のもとで読売新聞と
共同通信の2社の記者が取材できるよう配慮したが、韓国人記者の
取材は許可されなかった。

27日米下院国際関係委員会のヘンリー・ハイド委員長が早紀江さんと
韓国側の証人らを呼んで面談した際にも、駐米日本大使館の副大使は
参加したが、韓国の外交官の姿はなかった。

これについて駐米韓国大使館の高位関係者は
「韓国も今回の計画を知ってはいたが、北朝鮮との関係を総合的に
考慮せねばならないため、沈黙するしかなかった」と話した。

外交部では韓国の外交官が招かれなかったことについて公式の
説明を行わなかった。 ある当局者は「ホワイトハウスが脱北者らと
個別に接触を図って行われた懇談会だった」とし
「韓国政府が関与した行事ではない」と話した。

昨年、外交部は民間が主催した北朝鮮人権行事について
「参観はするが、参加はしない」という原則を発表しているが
今回もこの立場を守ったことになる。

しかし政府内には「北朝鮮の人権に対する韓米日3カ国の姿勢の違いが
象徴的に表れた事件」として憂慮する意見もあるという。
ホワイトハウスは2日前、外交筋を通じ、懇談会の日程を韓国側に
通知したと伝えられる。

一方駐米韓国大使館側は、ワシントンを訪れた脱北者・拉致被害者らが
「日本はすべての行事に関与し支援を行っているのに、韓国政府からは
電話の一本もないというのは、どういうことか」と強く不満を訴えたため
遅ればせながら28日に大使館に招き李泰植大使との面談を行った。

朝鮮日報
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/04/29/20060429000023.html


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