身体にいい日誌

健康雑学、医学雑学、医療雑学、サプリメント雑学、日本中から興味津津~身体にいい話集めとこ的ブログ

今こそ喘息の時期!気をつけようね

2008-09-28 18:01:39 | 健康(アレルギー)
  運動会ぎりぎりセーフ

  3時頃からポツリポツリ

  朝から曇天…風が寒く感じました。半袖の人も多く、走らない役員等は
  寒そうでしたね。

  とりあえず、秋の一つの行事が終わりました。

  うちの学区運動会は14町内もあるものだから、規模が大きくて、小さな
  オリンピックみたいです。アナはラジオ局から毎年来てもらって、私(音楽係)
  とペアで放送管理を行います。ホント大変ですよ~。
  毎年二人だからプロなの?って言われますが、私は完全なる役員ボランティア  なのです。少し金一封がほしいなあ
  
  今回はCMで最近使われている「スカイハイ」「サンダーバード」など
  1970年頃の曲をたくさん使わせてもらいました。他にも「ルパン三世」
  や「トップガン」「ロッキー」…いい曲多いっすよ。
  それから盛り上がりを狙って「悲愴感」を声ありで
  結構よかったっす。  


喘息の原因が解明されて以来、喘息の治療方法も変わりました。以前は発作時の対応を
行うための対症療法が中心でしたが、現在では、気管支の慢性の炎症に対しての予防的
治療が重視されています。
 予防的治療が重視さている理由は、喘息の患者さんは発作がなくても気管支の炎症が
あるため、炎症を起さないよう日常的な治療を行うことが大変重要と考えられている
からです。

1.喘息発作の誘因を遠ざける
【ダニなどに対するアレルギー対策】
 最も代表的なアレルゲンは室内のほこりで、主成分はダニです。
ダニは高温多湿を好み、6月から10月の間は特に注意が必要です。
ダニを寄せ付けないためには、湿気が
たまらないよう、部屋の風通しにつとめる。
週1回は、ふとんにも掃除機をかける 。
じゅうたんや毛布、羽毛ふとんはできるだけ避け、掃除は頻繁に行う。
花粉の飛ぶ時期には外出時のマスクを着用する。
ペットを室内で飼うのは避ける。 などが効果的といわれています。



【風邪などのウイルス感染防止】
 風邪やインフルエンザなどのウイルスに感染すると、喘息の発作が起こりやすく
なります。外出から帰った時には、まずうがいをすることが大切です。特に咳だけが
1週間以上続く時は、喘息のコントロールができていない可能性がありますので、
早めに受診してください。

【運動誘発喘息の防止】
 走ったり、運動したりすると喘息の発作が起こることがあります。これを運動誘発
喘息といいます。しかし、喘息の患者さんが運動をしてはいけないということでは
ありません。医師の指導のもとで適切な治療を行えば、運動しても発作は起こり
にくくなります。実際に有名なスポーツ選手の中にも喘息の患者さんがいます。

【禁酒】
 アルコールを飲むと発作を起す人がいます。原因は、アルコールが体内で変化して
作られたアセトアルデヒドという物質が気管支を狭くすると考えられています。
そのため、アルコールは基本的には止めたほうが無難といえます。

【禁煙】
 タバコは喘息の悪化因子です。喘息に限らず、気管支や肺に病気を持った方は禁物です。
また、たき火や花火、蚊取り線香などの煙も気管支を刺激しますので、できるだけ
避けたほうがよいでしょう。

【アスピリン喘息の防止】
 喘息の患者さんの約10%が、鎮痛解熱剤を使うと発作を起こします。特に、中高年の
女性に多いといわれています。これをアスピリン喘息といいます。アスピリンだけ
でなく、ほとんどの鎮痛解熱剤が問題となります。
 アスピリン喘息と診断された方は、主治医が処方した薬以外は絶対に飲まないように
してください。 なお、高血圧や心臓病などの薬にも咳や喘息を誘発するものが
ありますので、かかりつけ以外の医療機関で受診する時には喘息持ちであることを
きちんと言う必要があります。

【その他】
 その他、身体的な疲労や精神的なストレス、大気汚染や香水などの強い匂い、
天候の変化(急に寒くなるとき等)などには十分気をつける必要があります。




喘息は糖尿病や高血圧と同じく慢性の疾患で、厳密には完治しないと言われています。
しかし、正しい治療を行うことによって、コントロールすることができ、健康な人と
何ら変わりのない日々を過ごすことができます。
一番気をつけなければいけないことは、「喘息が治った」と思いこみ、主治医の了解を
得ないで、患者さんが勝手に処方された薬を止めてしまうことです。
特に、発病初期の不十分な治療は、その後の経過を悪化させてしまいます。
医師を信頼し、指示通りに薬を飲むことが喘息治療の最大のポイントといえます。

【吸入ステロイド薬】
効果
現在、喘息治療の第1選択として用いられます。抗炎症作用が、他のどの薬よりも強く
予防的治療の主体となります。
なお、喘息の発作が起きた時には、気道を刺激して、逆に発作をひどくしてしまう
こともあるため、吸入ステロイドは使いません。
副作用
喘息の吸入治療用に特別に作られたステロイド薬で、全身性の副作用はありません。
ステロイドという名前に嫌悪感を持つ方もいますが、医師の指示通りに使えば、
心配ありません。
口の中や舌が荒れる口内炎などの副作用は、正しい吸入のやり方で防ぐことができます。

【ステロイド薬】
効果
気管支の炎症を早急に抑えこみ、喘息には非常に効果的な薬です。
2週間程度の短期間であれば、大量に飲んでもあまり心配はありません。
副作用
長期間使用すると、高血圧や糖尿病、肥満、免疫力の低下、骨粗しょう症などの
副作用が出てきますので、医師の処方を正しく守ることが重要です。

【アレルギー薬】
効果
気道の炎症を抑える作用があります。主にアレルゲンがはっきりしているアトピー型
喘息に使用されます。
吸入ステロイド薬同様に、突然起こる発作を静める働きはありません。
副作用
喘息の治療に用いられる抗アレルギー薬には、抗ヒスタミン作用があるものとないもの
があります。抗ヒスタミン作用のある薬には、副作用として眠気や倦怠感を伴うものが
あります。

【気管支拡張薬】
効果
発作が起きた時に狭くなった気管支を広げ、空気の通りをよくして呼吸を楽にする
作用があります。
最近、効き目が長時間持続する薬が登場し、予防的治療にも使われることが多く
なりました。
副作用
動悸、手のふるえ、頭痛などの副作用を伴うことがあります。


では具体的医薬品名を紹介しましょう。

テオフィリン製剤 → テオロング、テオドール、スロービット、ユニフィル等
いずれも、有効成分「テオフィリン」の徐放製剤です。古くから喘息の飲み薬として
使われてきました。規則的に服用することで、気管の炎症や収縮を防ぎ発作を予防
します。このお薬は、量が少ないと効きませんし、逆に多すぎると副作用がでやすい
という気難しい性質があります。そのため、できるだけ血中濃度を測定して、
その人に合った量を決めるようにします。医師により服用量がコントロール
されますから、用法どおりに正しくお飲みになってください。頭痛や吐き気がする
ときは、早めに受診するようにしましょう。

β刺激薬 → メプチン、ホクナリン、ホクナリンテープ、スピロペント、イノリン、
ベネトリン等
気管支を広げるお薬です。テオフィリン製剤と併用されることもあります。
貼り薬のホクナリンテープは作用時間が長いので、明け方の発作をおさえるのに
好都合です。比較的多い副作用として、手の震え、動悸などがあります。

アレルギー薬―1 → アレジン、リザベン、アレジオン、アレギサール、
           プロノン、アイピーディー、アゼプチン等
アレルギーを予防するお薬です。アトピー型や比較的軽い喘息に向いています。
単独では弱いので、ふつう他の喘息薬と併用されます。抗アレルギー薬の特徴と
して、効果の発現が遅いということがあげられます。薬によっては、1カ月以上
飲み続けないと十分な効果が得られません。また、予防薬ですので起きている
発作を止めることはできません。

アレルギー薬―2 → オノン、キプロス、シングレア
新しいタイプの抗アレルギー薬です。喘息に深くかかわるロイコトリエンという
体内物質をおさえます。軽い喘息でしたら単独でも十分な効果を発揮します。
重症の場合は吸入ステロイド薬などと併用します。

吸入ステロイド剤 → キュバール、タウナス、フルタイド、パルミコート、
           オルベスコ、アドエア
ステロイドには優れた抗炎症作用があります。気道の炎症を抑え過敏性を低下
させます。これを予防薬として毎日規則的に吸入する方法が喘息治療の主流です。
エアゾール式やドライパウダー式などがあり、製剤により吸入方法が違います。
いずれも局所に作用しますので、飲み薬のような全身性の副作用はまずありません。
口内炎や声嗄れ予防に、使用後は水でうがいをしましょう。なお、新薬のアドエアには
ステロイドのほかβ刺激薬(下記セレベント)も配合されています。

β刺激薬 → サルタノールインヘラー、メプチンエアー、セレベント等
発作時には、速効性のβ刺激薬を吸入します。早めの使用がポイントです。
ひどくなってからだと、よく効かないことがあります。
もし、決められた最大量を吸入しても発作がおさまらないときは、それ以上
使わないで直ちに医師の診察を受けてください。過剰に吸入すると、
心臓への刺激が強まり危険です。なお、長時間作動型のセレベントは、
発作時ではなく、ステロイドと併用して定期吸入します。

抗コリン剤 → アトロベント、テルシガンエロゾル
おだやかな気管支拡張作用を持つ吸入薬です。予防的に、あるいは症状悪化時に
補助的に使用されることがあります。

抗アレルギー薬 → インタール
予防薬として毎日規則的に吸入する必要があります。よい効果がでるまで少し時間が
かかります。喘息発作が起きてから急に使用しても、発作を止めることはできません。


*喘息は「気道の慢性的な炎症性の病気」と考えられるようになりました。
 そして、その治療もステロイド吸入療法が重要視されています。ふだんから
 ステロイドにより気道の炎症をしずめておくことが、発作を予防する意味で非常に
 重要なわけです。
 吸入薬には、予防用と発作用があります。これらを正しく使い分け治療効果を
 あげるようにしましょう。
 もし2種類以上の吸入薬を同時に使用する場合は、まず気管支拡張作用をもつ
 β刺激薬、次に抗コリン薬、最後にステロイド薬または抗アレルギー薬の順で吸入
 するとよいでしょう。はじめにβ刺激薬で気管支を十分に広げておけば、後から
 吸入する薬剤が気道の奥まで到達しやすくなるわけです。5~10分くらい間隔を
 あけて、次の吸入をするようにしてください。
 吸入β刺激薬で発作がおさまらないときは、ネオフィリン注やステロイド注射液に
 よる治療をおこないます。ネオフィリン注は強い気管支拡張作用をもつ
 アミノフィリンを有効成分とする注射液です。
 商品名はプレドニン注、ネオフィリン注、ケナコルト注などです。
 (医療機関にはこちらを積極的に使用して、診療日数を1-3日程度ですませる
  ところと、一切使用しないところがあります。いずれがよいかは…)
*去痰薬(ムコダイン、ムコソルバン、ビソルボン)や消炎酵素薬(ダーゼン、
 エンピナースなど)が併用されることがあります。
 症状によっては、マクロライド系抗生物質のエリスロマイシンやクラリスロマイ シン
 (クラリス、クラリシッド)の少量を長期に使用することがあるかもしれません。

私の体験から
 喘息は一概に要因を特定できません。日曜に遊び疲れた時など、深夜から朝に
 かけて発作が起こることが非常に多いです。
 土曜日に遊んで日曜は休ませる方がよいでしょう。

 喘息は予兆がある病気です。本人にはわかります。
 だから気持ちの病気とも言われます。
 ヒューと喉が鳴る予兆です。最近は予防吸入もあるそうですから、利用しましょう。
 ただし、使い過ぎもあり得ますから、注意が必要です。
 また、患者は比較的皮膚が弱い方がなりやすい病気です。
 発作が起こるシーズン以前から、風呂で水をかぶったり、乾布摩擦をこまめに
 行って皮膚を鍛えましょう。

 アレルゲンが特定された方は、食べない、触れない、縁しないことです。

 減さ療法は次回に紹介します。

 

喘息の基礎知識.1

2008-09-27 17:52:42 | 健康(アレルギー)
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                    健康に関するものなら大丈夫っすよ~

                    これは今は亡き4号機「北斗SE」の歓喜!する
                    2チェ(左中段チェリー)っす。

                    高確モードにいれば1/2でボーナスで
                    通常、低確でも1/4というドッキドキです。
                    SEは設定6でも勝つ気のしない機種でしたが、
                    朝一高確スタートとか、チャンス小役後
                    28ゲーム間の前兆タイムなど今の台にはない
                    魅力を備えた機種でした。


では、今日のお題目は『喘息の基礎知識』 です。

長い間、喘息は発作のときだけ気管支に変化がおきる病気と考えられていました。
しかし、様々な研究が進むにつれ、普段から気管支の炎症があるということがわかって
きました。また、それと共に「アレルギー反応による全身の病気」という古い常識も
改められ、「慢性的な気管支の炎症」と考えられるようになりました。

喘息患者の数は、全国でおよそ150万人ともいわれていますが、実にこの0.4%に
あたる約6000人の方が、毎年、喘息の発作で呼吸困難となり死亡しています。
「喘息では死ぬことはない」と思われている方もいますが、あなどると大変怖い病気と
いうことが、この数字でもおわかりになられると思います。喘息で亡くなった方には、
意外にも若い方が多く、また、重症な方に限らず比較的軽い方にも予期しない出来事が
起きてしまった、というケースが特徴としてみられます。たまたまの発作が重症で
呼吸困難に至った例が大半です。
しかし、近年、喘息治療は目覚しく進歩してきました。
適切な治療を行えば、喘息をコントロールし、健康な人と変わらない生活ができる
ようになりました。

喘息の”ゼエゼエ”は、免疫とアレルギー反応との関係によって起こるといわれています。
以下の説明は前回のアレルギー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎のところで説明していますが
復習ということで書かせていただきます。

1.免疫とは?
身体の中に生まれつきあるものと、そうでないものとを区別し、異物が体内に侵入
してきた時にこれを識別・排除しようとする仕組みを免疫といいます。
つまり、身体の健康は免疫という防衛軍が守ってくれています。

2.アレルギー体質をもった人とは?
免疫は1度体内に侵入してきた異物に対して、2度と悪さをさせないようにしていますが、
この仕組みが過剰に働いてしまう人がいます。
このような人のことを、アレルギー体質を持った人といいます。

3.アレルギー反応とは?
ハウスダストやダニ、花粉などは私達の身体にない異物ですが、通常は身体に悪影響を
及ぼさないため、免疫システムの攻撃対象にはなりません。
しかし、中には、これらのような害のない物も異物としてとらえ、免疫システムが
働いてしまう人がいます。そのために起きてしまうのが、アレルギー反応であり、
この過剰な反応を引き起こしてしまう物質を、"アレルゲン"と呼んでいます

喘息には、花粉やハウスダストなどのアレルゲンを特定できるアトピー型喘息と、
アレルゲンを特定できない非アトピー型喘息の2つのタイプがあります。
喘息発作を引き起こす原因は異なりますが、両タイプとも症状、治療方法は同じです。

まず、アトピー性喘息(アレルギー性喘息)は主に乳幼児から16歳頃までの
喘息が大半を占めます。アレルゲンは花粉、ダニ、ほこり、ハウスダスト、犬や猫の毛、
食べ物などです。(小児喘息の9割がこれです)
成人に多いのが非アトピー性喘息(非アレルギー性喘息)で、タバコの匂いや煙、急激な
温度変化、香水の匂い、ストレス等でアレルゲンというよりは外界からの刺激となります。
もちろん、アレルゲンである花粉等による喘息も大人にも約半数あります。
ただ検査の結果、このアレルゲンを断てば、喘息が治るというはっきりとしたものが
ないため、大人の喘息は治りにくいとされています。

喘息であるかどうかの診断は、専門医による問診が中心となります。
特に、喘息の典型的な症状がでていないかどうか、また、家族歴と既往歴なども
詳しく聴きます。
さらに、喘息を診断し、原因を確かめるために次のような検査を行うこともあります。

胸部レントゲン
呼吸機能の検査(ピークフロー値や肺活量などを測定します)
血液の検査(Ige抗原、抗体)
痰(たん)の検査
アレルゲン皮膚試験 (喘息を引き起こすアレルゲンを調べるための検査です)
気道過敏性検査
SPO3(酸素飽和度)

今日はここまで。明日は治療法を掲載します。

なお、ブックマークに喘息関連を追加しましたので、覗いてみてください。
喘息にお悩みの方は参考になるかもです。

気温が一気に下がるこの時期が、喘息のお子様をお持ちも皆さまは最も大変となります。
特に来週月曜の朝が大変かもです。吸入器という最近は最強の薬剤も出てきましたが、
気温と同時に学校にストレスがないかをしっかり見てあげましょう。

    明日の天気は今日よりも悪いみたいです。運動会…どうなるのかな?
    とりあえず今日は、準備してきましたよ  


アレルギー性結膜炎&鼻炎に効く薬 初心者版

2008-09-07 08:49:31 | 健康(アレルギー)
アレルギー性結膜炎について、説明のわかりやすいサイトがありましたので、
ここに紹介します。

http://www.nichigan.or.jp/public/disease/ketsumaku_allergy.jsp

なお、アレルギーの説明は先週掲載していますので、合わせてご覧願います。

私の経験では、やはり季節の変わり目ですね。1年おきくらいに春もしくは
秋口に、急に目が真っ赤になったり、異物感が出てごろごろしたり。
逆まつ毛かと一生懸命取ろうとしても、そこにはありません。
この場合、ほとんどが結膜炎です。

一般の眼薬では治りません。結膜炎専用が市販されていますが、これは
アレルギーにも効きます。
しかし、やはり眼科に行って診断してもらうことが最良ですよ。

近年は、アレルギー性結膜炎と、鼻炎が重なって、「花粉症」と診断される
ケースが増えましたが、これは花粉が主な原因で、気温差や花粉以外が要因ならば
「アレルギー性」とすべきです。鼻炎も同様です。
鼻炎のサイトはここがわかりやすいでしょうかね。

http://www.jaanet.org/contents/images/nose_alle_guide.pdf

こちらのサイトはかなり詳しいですよ。

原因等はアレルギー全般と同様です。
検査も昨日掲載したようにアレルギー抗原抗体反応が主流です。
ただ、すべての患者に行うわけではありません。
数度の通院と点眼、点鼻液で治癒するようなら、そこまでです。
その他の症状がある場合は、内視鏡で咽頭喉頭を見たりします。
眼科ではいわゆる初診時検査と呼ばれる、視力や眼底検査等が行われます。

この2種の疾患は外用薬と内服薬治療が主流ですので、具体的に~。
まず、結膜炎

抗アレルギー薬
インタール、リザベン、アレギサール、ペミラストン、エリックス、ケタス、
アイビナールなど

抗アレルギー薬が配合される目薬です。目のアレルギー症状(かゆみ、充血、涙)
を予防したり軽くします。花粉が飛びだす少し前から点眼をはじめると効果的です。
ひどくなってからだと、よく効きません。

抗アレルギー薬
ザジテン、リボスチン、パタノール

アレルギー症状にかかわるヒスタミンを選択的に強くおさえるのが特徴です。
比較的速効性ですので、必ずしも予防的に事前使用する必要もありません。
軽いうちでしたら、よく効くと思います。

ステロイド薬
フルメトロン、リンデロン、ピトスなど

ステロイド薬が配合される目薬です。花粉症には、副作用のでにくい低濃度の
製剤がよく使われます。優れた効果がありますが、安易な長期使用は好ましくありません。
効果と副作用のバランスが考慮され、専門医により慎重に処方されます。
春季カタルなどで症状が激しいときや、角膜の障害で視力障害のおそれのある
ような場合に用います。

免疫抑制薬
パピロックミニ

症状が重く、他の抗アレルギー薬が効果不十分な場合に適用します。有効成分は、
免疫抑制薬のシクロスポリンです。アレルギーだけではめったに使用しません。

抗炎症薬
AZ点眼液、ムコゾーム点眼液など

目の炎症をしずめる働きがあります。アレルギー以外でも使用します。

花粉症では、飲み薬とともに目薬や点鼻薬もよく処方されます。目のアレルギー症状
には、たいてい「抗アレルギー薬」か「ステロイド薬」のいずれかの目薬が使われます。
抗アレルギー薬は、早期の使用がポイントです。毎年、花粉症で悩まされる人は、
早めに受診されるとよいでしよう。
ステロイド点眼薬は副作用に注意が必要ですが、重いアレルギー症状には
欠かせません。副作用としては、眼圧の上昇、緑内障、白内障、感染症などが
あげられます。濃度の低いものを数日使う程度でしたらまず心配いりませんが、
長期に使用する場合は定期的に眼圧測定などの検査を受けるようにしてください。

ここから鼻炎です。
血管収縮薬
プリビナ、トーク、ナシビン、ナーベル、コールタイジン

鼻の腫れをとる点鼻薬です。鼻づまりのひどいときに用いることがあります。
強い血管収縮作用があり速効性です。一時的には鼻の通りがとてもよくなります。
けれど、長く続けていると効き目が悪くなり、普段の鼻づまりがかえってひどく
なってしまいます。したがって、長期の連用は避けなければなりません。
症状のひどいときだけ頓用するか、ごく短期間の使用にとどめましょう。

抗アレルギー薬
インタール、ノスラン、ソルファ

抗アレルギー薬が配合される点鼻薬です。花粉症ではひどくなる前に早めに開始
するようにします。長期に使用しても副作用はほとんどありません。

抗アレルギー薬
リボスチン

強力な抗ヒスタミン作用をもつ点鼻薬です。効き目が早いので、必ずしも予防的に
事前使用する必要もありません。軽いうちでしたら、よく効きます。

ステロイド薬
アルデシン、タウナス、リノコート、フルナーゼ

ステロイド薬が配合されている点鼻薬です。炎症をとる優れた作用があり、
比較的速効性です。症状の強いときでも、1~3日で十分な効果がえられます。
局所に作用しますから、飲み薬のような全身の副作用はまずありません。
局所的な副作用としては、鼻の乾燥感や刺激感がみられます。また、鼻中隔の
方向に噴霧を続けると、その部位の粘膜が弱り鼻血がでやすくなります。
正しい使い方の説明を受けておきましょう。

用法用量は、各点鼻薬で異なります。よく説明をうけておいてください。
正しく点鼻しないと、よい効果が発揮されませんし、局所の副作用もでやすくなります。
重い鼻づまり症状には、まず血管収縮性点鼻薬で鼻の通りをよくし、そのあとに
ステロイド点鼻薬を使うよう指示されることがあります。順番を間違えないように
しましょう。
市販の点鼻薬の多くに、血管収縮薬が配合されています。一時的によく効きますが、
使いすぎると二次充血を起こし、かえって症状を悪化させます(薬剤性鼻炎)。
よく効くからと、安易に連用してはいけません。鼻づまりのひどいときに限り、
ワンポイントで使用するようにしましょう。

*近年の傾向として、喘息治療吸入薬と並行して鼻炎薬の後発品と、新製品が多く
 認可承認されています。特にそれらを使用される際は、効能効果と副作用情報を
 医師に確認するようにしましょう。

アレルギー反応を抑えるということは、自己免疫を抑制することにもなり、
初心者にとっては、ここらあたりの知識を十分に勉強しなければなりません。

それは強く抑える薬ほど重要です。
私は幼い頃、小児ぜんそくでしたが、その当時の内服薬で、極度の頻脈を経験
しました。中学の頃、夕食後に服用すると、脈が200近くになるのです。
眠れないどころか、最初は脈が速くなっていることがわからず、動悸が打つような
落ち着かなくて、数日たって脈が速いことがわかりました。しかし、その薬剤の
副作用とわかったのは、まだ先のことで…。医師に相談したら、軽く「出たか!」
で終わり。現在はそのような薬剤はないでしょうが、副作用は個々に出方が
違うので、気をつけましょう。(副作用の詳細は後日に) 


これからはアレルギーの出やすい季節です。どんな症状であれ、最初の一回は
医療機関で診断してもらいましょう。そして最も大きなアレルギー疾患→喘息
は10月頃にさせてください。

毎日申し上げておりますが、毎日の熱帯夜がぶり返しています。昼も33℃で
とにかく湿気がきついです。

   秋は一体いつ頃に??

   明日は残業…明後日は歓送迎会ということで、お休みになるかも。
                         ごめんなさいね。

アレルギー性皮膚炎(一般的湿疹含む)に効く医薬品

2008-09-05 22:16:10 | 健康(アレルギー)
残暑すごいっすね。また熱帯夜です。クーラーなしでは眠れません

数日間の休暇を払拭しなければ…今日は満載です。
特に湿疹でお悩みの方々へ。どんな効能の薬剤をお使いですか???

なお、ここでは医療機関からいただく薬剤を中心にしていますので、薬局にある
薬剤は別途機会をみて。



アレルギー性皮膚炎(一般的な湿疹も含む)に効く薬剤

コメント

カサカサした乾燥肌はバリア機能が低下しています。ちょっとした刺激でカユミや
炎症を起こします。高齢の人に多くみられますが、若い人にも少なくありません。
とくに冬場は乾燥しやすく、寝床やおふろに入って体が暖まると強いカユミを
生じるものです。このような場合に、ワセリンや保湿クリームを用います。
角質の水分保持能力が高まり、カユミも軽快します。体に合っていれば、
市販の安価なものでかまいません。入浴後に塗るとよいでしょう。
一般的な乾燥肌(皮脂欠乏症)のほか、主婦湿疹(進行性指掌角皮症)、
老人性乾皮症などにも同様な薬が使われます。
乾燥肌の人は、あまり熱心に体を洗いすぎないようにしましょう。石鹸でゴシゴシ
強く洗うと皮脂が落ちてしまうばかりか、水分を保持する角質まではがしてしまいます。

外用薬では

保護保湿剤(アレルギーに限らず比較的軽度な場合)
ワセリン、プロペト、尿素軟膏(ウレパール、ケラチナミン、パスタロン)、
ヒルドイド、ツバキ油、オリーブ油など
カサカサした乾燥肌に用います。ワセリンは皮膚に膜をつくり、水分の蒸発を
防いだり、皮膚を保護する役目をします。尿素軟膏やヒルドイドには、水分保持
能力を高める働きがあります。皮膚が潤うと、乾燥によるカユミもやわらぎます。
市販されている保湿剤入りクリームやローションにも良質なものがあります。
感じのよいものがあれば使用してもよいでしょう。

メントール系外用薬(薬局のみ)
メントールには皮膚の冷受容器を刺激する作用があります。スーッとする刺激感により、
カユミが打ち消されます。好き嫌いがあるかもしれませんが、虫刺され、じん麻疹など
一時的なカユミに用いるとよいでしょう。
残念ながら、このての薬はあまり病院では使われません。
市販薬としては、ムヒやウナ、メンソレータムなどたくさんの種類があります。
広範なカユミには、ステロイドを含まないシンプルな成分構成のものを選ぶとよいでしょう。

その他(強めのアレルギー、及び一般の湿疹に用います)
レスタミンコーワ、強力レスタミンコーチゾン、オイラックス、オイラックスH
レスタミンは、抗ヒスタミン薬を主成分とします。これに、弱めのステロイドと
フラジオマイシンという抗生物質を加えたものが、強力レスタミンコーチゾン
軟膏です。オイラックスは、クロタミトンといカユミ止めが主成分です。
これに弱めのステロイドを加えたのが、オイラックスHです。これらは、
軽い湿疹やカユミの治療に使われています。オイラックスは疥癬(ダニの一種)
にも有効です。

内服薬
抗ヒスタミン薬(ポララミン)、ステロイド薬(セレスタミン)、抗アレルギー薬
(ザジテン、ゼスラン、セルテクト、ジルテック、アレグラ、アレジオン、
エバステル、アレロック、クラリチンなど)

主に湿疹(アトピー)やじん麻疹でカユミのひどいときに用います。
なお、これら内服薬はアレルギー全般治療薬として効能効果がありますので、
アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎にも適応です。もちろん、主症状の
原因がアレルギーと確定した場合のみ、処方されます。

ではここで、アレルギーに限らず、一般的な湿疹に対する外用薬を紹介しましょう。

ロコイド、キンダベート、アルメタ、フルコート、プロパデルム、リンデロンV、
リドメックス、ネリゾナ、テクスメテン、リンデロンDP、マイザー、フルメタ、
トプシム、デルモベートなど多数

皮膚の炎症をしずめ、"赤み"や"腫れ"をとります。非常に強力なものから、弱いもの
まで5段階に分類されています。軟膏、クリーム、ローション、テープなどいろいろ
な製剤があります。これらを、医師が適切に使い分けます。強力な部類は非常に優れた
効果がありますが、長期に大量を用いた場合、ステロイド皮膚症など副作用が
でやすくなります。よく効くからと安易に使用してはいけません。
ひげそり後や化粧下に間違っても代用しないでください。
医師から指示された患部に限定し、健全な部位に塗り広げないようにしましょう。

ステロイド配合薬
テラ・コートリル、リンデロンVG、フルコートF、ケナコルトAG

ステロイドとともに抗生物質が配合されています。細菌感染を伴うか、そのおそれが
あるときに向いています。

強力レスタミンコーチゾン、オイラックスH

弱めのステロイドにカユミ止めの成分が配合されています。カユミをともなう
軽い湿疹向きです。

コメント
皮膚の炎症を広く「湿疹」といいます。皮膚炎とほぼ同義語です。
スリ傷や感染によるものは含めません。急性の湿疹では、赤み、腫れ、かゆみ、
水疱などを生じます。慢性になると、分厚くゴワゴワしてきて苔癬(たいせん)化
することもあります。湿疹のタイプにより、接触皮膚炎(カブレ)、アトピー性皮膚炎、
脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹、皮脂欠乏性湿疹などに分けられます。
湿疹で病院にかかると、たいていステロイドの塗り薬が処方されます。
ここでいうステロイドとは、副腎皮質ホルモンのことです。短期間に少量を用いる
限り、副作用はほとんどありません。
長期に用いる場合は、そのときどきの症状に応じたきめ細かな指導を受けるように
してください。効くからと言って、長期に勝手に塗布を続けると、思わぬ副作用に
苦しむことになります。

前述した内服薬を少し具体的に…
抗ヒスタミン薬(旧)
ポララミン、ペリアクチン、タベジールなど

カユミを引き起こす「ヒスタミン」をブロックして、カユミを止めます。速効性
ですが、人によっては眠くなることがあります。車の運転など危険作業には注意
してください。(体験談⇒眠くなります、たしかに)

抗アレルギー薬(ヒスタミンH1拮抗薬)
ザジテン、ゼスラン、セルテクト、アゼプチン、アレジオン、エバステル、
ジルテック、アレグラ、アレロック、クラリチンなど

予防的な効果があるので、慢性化した湿疹やアトピー性皮膚炎に向いています。
おもにカユミをやわらげる目的で使用します。安全性の高い薬なので、長期に
わたり服用を続けることがあります。ザジテンは使用実績が多く、大人で9年、
子供では10年間の長期服用事例も報告されています。この系統の副作用で比較的
多いのは眠気です。薬によっては肝臓の働きが悪くなったり、膀胱炎のような症状
を起こすことがあります。長期に服用するときは、定期的に肝機能の検査を
受けたほうがよいでしょう。

ステロイド薬
プレドニン、プレドニゾロン、レダコート、メドロール、パラメゾン、
リンデロン、(セレスタミン)

湿疹にステロイドの飲み薬を使うことは、基本的にはないと思います。ただ、
症状の非常に強いときに、一時的にステロイドでしのぐことがあります。
抗ヒスタミン薬とステロイド薬が配合されるセレスタミンも同様です。
漫然と長期間続けることは、好ましくありません。

一般によく医療機関で投与(処方)される代表的な薬剤のみを掲載しました。
新薬(ジェネリック)が次々に出ていますので、不安な場合やよくわからない場合は、
詳細は薬剤師等に照会してください。

またアトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、貨幣状湿疹、皮脂欠乏性湿疹等も別に
特集しますが、薬剤(外用薬)に大きな違いはありません。どちらかと言えば、
ひどさ(段階)で薬剤が決定されるようです。


スペース上、痔の薬剤は持ち越しで。



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『アレルギー性皮膚炎』とは?

2008-08-31 08:31:25 | 健康(アレルギー)
今日は朝から晴れています。久々に青空と太陽を拝んでいます。
  でも、やっぱり暑いよ
  せっかく厳しい季節の変わり目の体調不良を乗り越えてきたのに…

  もう残暑復活はなしだよ。

  我が家の愛犬「小梅」も、息をハアハアする回数が減っていたのに、
  またこれも復活なのかなあ…   ←これは猫らしいです、どう見ても。


「アレルギー性皮膚炎」

アレルギーによる皮膚トラブルは、「蕁麻疹(じんましん)」「接触皮膚炎」
「アトピー性皮膚炎」が3大症状といわれています。
しかし、アレルゲン(抗原)は、昨日のブログにもあるように、動植物、
食品、化粧品、金属、化学薬品、薬など、さまざまなものが考えられるため、
原因が特定できない場合も多くあります。
アレルギー性皮膚炎の症状は、「軽微」「軽症」「中等症」「重症」と段階的に
悪化していきます。皮膚のかゆみによってかいてしまい、それによって悪化
していく、という悪循環に陥り、症状が悪化していきます。

「軽微」→ まったく皮膚に異常はないけれど、乾燥してカサカサしてる状態です。
「軽症」→ いつも乾燥していて、皮膚にわずかな赤みや鱗屑(りんせつ)がある
      状態です。
「中等症」→赤み、鱗屑、ぶつぶつ、かいた跡ができた状態です。
「重症」→ 腫れ、むくみ、皮膚のゴワゴワを伴う赤み、ブツブツした発疹、
鱗屑、かさぶた、小さな水泡、ただれ、多数のかきあと、硬い
しこりなどが見られる状態。

*かゆみは軽微から徐々にひどくなり、重症はかきむしる状態です。

「原因」は?
食べたり呼吸したり、肌のバリア機能が弱るなどして、体内にアレルゲンが入る
ことによって、アレルギー症状が起こります。アレルギー症状は、アレルゲンの
数だけあるといってもよく、その起こり方もさまざまです。
アレルギーには、I型からIV型までの4種類があり、「蕁麻疹(じんましん)」
「接触皮膚炎」「アトピー性皮膚炎」に関係あるのは、I型とIV型だといわれています。
I型アレルギーは、即時型の反応で、アレルゲンが体内に侵入してから15分後
くらいに反応が出ます。アレルゲンが肥満細胞の表面にある抗体と結合すると、
肥満細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出されてアレルギー症状が起こります。
I型アレルギーの代表的な皮膚炎は「蕁麻疹(じんましん)」ですが、「アトピー性皮膚炎」
も関係していると考えられています。
また、IV型アレルギーは、アレルゲンが体内に侵入してからアレルギー症状が
起きるまでに、1日から数日かかるもので遅延型とも呼ばれます。遅延型の場合は、
アレルゲンの情報を受け取って記憶しているリンパ球が、再度、アレルゲンが
侵入したことによって、他のリンパ球やマクロファージを呼び寄せ、攻撃させる
ことで過剰な炎症を起こしてしまうものです。したがって、抗体は関与していません。
IV型アレルギーによる代表的な皮膚炎は「接触性皮膚炎」ですが、こちらも
「アトピー性皮膚炎」にも関係していると考えられています。
アレルギーの原因が特定できている人は、市販されている医薬品の使用が
手軽で便利です。最近では、症状が出始めたら、つらくなる前に服用する、
医療用成分配合の内服薬もあります。

「対策1」は?
「蕁麻疹(じんましん)」ならば、魚、肉、たまごなどをはじめとした飲食物、
抗生物質や解熱鎮痛剤などの薬剤、植物や昆虫などがアレルゲンになる可能性
があります。また、「接触皮膚炎」ならば、ウルシやギンナンなどの植物、化粧品、
クロムやニッケルなどの金属、洗剤、薬剤などがアレルゲンの代表です。
したがって、これらのアレルゲンを体内に入れない、触れないことが何よりも
重要です。
原因物質がはっきりしないことも多いので、アレルギーを起こす可能性がある
食べ物はできるだけ避けます。また、化粧品などは、上腕の内側など皮膚の
やわらかい部分でパッチテストをして、アレルギーを起こさないか確認してから
使うほうが安心でしょう。

「対策2」は?
皮膚には、バリア機能と呼ばれる体の内部を守る機能があります。この機能に
よって、皮膚の乾燥を抑え、同時に体外からの異物の侵入を防いでいます。
このバリア機能が低下すると、皮膚が乾燥し、外界からの刺激を受けやすく
なってしまいます。このバリア機能を高めるために重要なのは、肌の保湿。
入浴後、水仕事の後など、ローションやクリームなどで、十分に保湿する
ことを心がけましょう。

以上ここでは「アトピー性皮膚炎」ではなく、一般的な「アレルギー性皮膚炎」を
掲載しました。子供に多い前者は後日といたします。

〈不気味な体験談~~〉
いつもブログで書いていますが、私は昨年末「薬剤性肝機能障害」で10日間入院
しました。そのことは、この後特集する「肝機能障害」で私の体験を交えながら、
書き込んでいくことにしていますが、約1年間の前兆があったようなのです。
実は薬剤性というのも、私の薬剤生活から考えての予想病名であり、これも
すごく詳しく掲載したいと思います。ただ他に肝障害を起こした理由が見つか
らないために、付けられた病名です。
あまりにも不安になって、GOO「教えて」にもかなり質問したりしたのですよ。

で、今回のアレルギー性皮膚炎とみられる症状は、入院約1年前から出始め、主に
背中と腹部横側だけが、いやにかゆくてかきむしった跡ができていました。
いわゆる極度の乾燥です。皮膚科では「脂漏性湿疹」と診断されましたが、原因は
ボディーシャンプーの付け過ぎたタオル(ナイロンたわし)での擦り過ぎでした。
もちろん、該当しましたが、私はこれだけではないような気がしました。
すると昨年1月の肝機能のγ―GTPが90
5月が120
10月の人間ドックでは150
何かに反応していたのでしょう。ここでは服用歴は略します。
そして、12月にGOT,GPT,γーGTPともそろって500オーバーに。
このきっかけも服用だと思われます。
この前兆である湿疹は、私の思うに1年間を通し、アレルギーとしてずっと症状が
出ていたのでしょう。
このアレルギーを私は今後の「健康」な話題の中で、あえて『副作用』と呼ばせて
いただきます。「副作用」は最悪な場合は死ぬこともあれば、大切な作用の一つ
でもあります。このことについても後日熱く語らせていただきたいなと。

ですから、アレルギー性皮膚炎の原因(起因)が判明している方は、原因を
避けること。避けられなければ対策を講じることが必要です。時に私のように
内臓疾患にも関わる症例多いようですので、軽く考えないでくださいね。

最後に特効薬とされる「副腎皮質ホルモン剤」ですが、これは皆さん一度は
塗布したことがあるでしょう。よく効きます。しかし、使用が過ぎると思わぬ
副作用に苦しむことになります。この話も知っておられるでしょうが、後日に。
医師の間でも賛否両論ですよ。短期集中型で注射も強力に行う皮膚科があれば、
絶対使用しないという皮膚科もあります。いろいろですよね。
後半は雑学雑談になりましたが、また見に来て下さいね。

今日は  24HTV??観る???  「誓い」はいいテーマですよね。
私もあのドラマだけは毎年観て、涙しています。では