日々の事から

日々のあれこれ
by Kirari

珍しい時間の台風。

2016-09-20 23:43:13 | 日記
台風16号が足早にやって来た。

名古屋辺りはいつもは夜中に通り過ぎるパターンだったが、珍しく仕事が終わる頃に通過していく予定ー。

子供はもう大きいので、学校からお迎え依頼が来ることもない。
自宅が中途半端に古いので、電気系統とかに風雨の影響が出る心配はあるのだが、とりあえず自分の心配をしてればいいわけだ。

いる事務所はビルの高めの位置にあるために、水没の心配はない。
ネットで台風の通過予測を見ていくと、夜8:00くらいになれば雨のピークは去りそうだ。

定時退社をする人が殆どだが、JRとかM鉄とか地上を走る鉄道は既に運行見合わせが続出している。
人で溢れた蒸し暑い駅状況に繰り出す皆さんを、不思議な気持ちで見送る。
タクシーだっていつ乗れるやら…

かくいう私は、とりあえず地下鉄から原付で帰るのだ。
冠水しそうな道路は記憶しているので、風の状況だけを気にする。

面白い後輩がいるのだが、退社時間の頃、私に向かって社交事例でない本気度で『気をつけて帰ってくださいねっ』って言う(笑)
私より15くらい年下なのだ。私はあんたよりいくつ余分に台風を見てきてると思ってんだろうか。もちろん、自分は大丈夫なんておごりはつゆもないけれど。

よくある、『気をつけてお帰りください』って声をかける習慣もそうだが、急に年寄り扱いをされた気がするからやめて欲しいなあ…。
労られて嬉しいというよりむっとする。
返す言葉もつい、『やだなあ、私をいくつだと思ってんのよ』と、なってしまった。
子供をある程度まで育てると、いつも何かを守る危機管理は身についているんだよ。母は強しとか状況を打開する力を持つとか言うのはそこだと思うんだけど。
学校対応とかもろもろ、矢面に立たされる経験を山ほどして来る。

なのにその後輩は、人にそう言っておいて自分は嵐に突っ込む時間に退社してくんだもの。
自分のがもっと危ない人だってば。矛盾してる。


まあ、時間はありそうなので、自宅にいる子供にメールで状況確認だけして少し仕事をして帰ることにした。

気圧がピークのころか、夕方6時台は外は赤っぽくなり水しぶきで視界がきかないようだ。
今、帰るのは嵐に身を投じてしまうからもう少し待とうと思った。
でも、さらに影響が酷く出る場合もあり、安穏と待たずに情報収集は欠かさない。

夜7時過ぎ、地下鉄の定期券を買う予定があったので、思い切って仕事を切り上げ、帰途につくことにした。
外を覗くと、遠くの方まで展望がきき、雨もおさまって来たようだ。
ただ、社を出て地下鉄の入口まで歩かなくてはならない。そっと建物出口から覗くと、さほど雨は降っておらずホッとした。

途中、不肖の兄への仕送り送金も済ませ、地下鉄の定期売り場へ到着。
いつもなら1時間の長蛇の列があるところ、今日寄ったら、窓口はガラーーンとしていた。
ちょっと締まりがなくて恐縮だけど、ラッキーだった🎵
ただ、思ったより用事が早く済んでしまい、自宅側の駅での状況はまだ悪いかもしれない。
帰りを急ぐ人も一段落したのか、がらんとした地下鉄に乗り、少しは心配しながらの帰り道。
東海豪雨のときは、地下鉄の低い入口の駅に外の雨水が大量に流れ込み、途中の駅で強制的に降ろされたこともあったそうだ。
風雨がひどかった場合、時間が経つとそういうこともあるかも知れない。まだ油断は禁物。

自宅側の駅に着いたら、風は強めだったけど雨はそれほどじゃなかった。バイクなので、突風に出会った時に備えて、カッパを着ながら帰る道をチョイスする。

こうして無事帰宅できたわけだが、今回は微妙に海側を行ってくれたおかげである。
いつもこうはいかないが、まあ、良かったねって話。

台風が過ぎるとぐっと秋めいて来るのが楽しみである。

 


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