夜、帰宅するために駐輪場にやってきた。
遠目で見たら、私のバイクのすぐ横にバイクに乗った格好で話してる風の男女がいた。
支度できたらすぐ行くのかと思ったが、近くまで来ても動きがない。
よく、ありがちな光景である。喫茶店行くほどの関係でもでなく、またはそこで語り合うくらいの関係でしかないカップルのようだ。
見た感じ20そこそこ? 男の方は私のバイクにあと1センチっていうくらい強引に入り込んでいる。そんなに近接してよく入れたもんだって近さ。絶対ぶつけて入ったと思う。
私が近寄り、自分のバイクで支度するのにどうして気を遣って手早くやる必要があるんだ?っていうシチュエーションとなった。
男の方は、少しして、あ、いかん‥とは感じることができたようだ。でも、すぐ動かなかったところから考えると愚鈍な思考なんだろう。
エンジンかけながらバイクを下げたので、なにするんだ?と思ったが、入れ直して女の右から左へ移ってくれればまだマシだった。結果、目を見張ったが、ただ単に私のバイクから数センチ離れただけ。原チャごときでなんでエンジンかけたんだ???帰るのかと思ったのに。変なやつだ。
1センチから数センチ離れてくれても気まずさは何も変わらない。
しかも、他人の私が居ることで親密な会話できないと思うのだろう。全くの無言でいられてもこっちも嫌な感じだ。黙って一挙手一投足観察されている気分がなんとも苛つかされる。
だんだん酷く腹が立ってきた。
どうしてこっちが気を遣う必要があるんだ???
平地で遅めの時間。あっちもこっちも ひと気のない空きスペースがあるじゃないか? だだっ広い駐輪場でここだけ気まずい空気って、滑稽すぎて腹が立つ。
しかも、こういうときに限ってバイクのキーが出てこない。余計苛ついてきた。
朝は急いでいるので、キーはポーンと手提げに放り込むからだ。
ようやくキーが見つかり、乱雑にかばんを放り込んでいたら、また苛立ちが増す。なんで こいつらのために私がいつもどおりのことができない???
この女に言ってやりたかった。こんな融通の効かない男と付き合ってたってすぐ飽きるし、一緒にいても恥をかかされるしかないよ?
罵声を浴びせたい衝動をググっとこらえた。
ある程度荷物を置き、こっちが空いているところへ動こうと思った。非常に馬鹿らしいが。こいつらが馬鹿だから仕方がない。
それにしても、原チャの左に入らないと動かしにくいのだ。
男は馬鹿だから数センチ空けて、まだそこにいる。
ひと言も発せずに何をしてるんだろう。いらつく…。
仕方ないので、後ろの荷物置きを両手でつかみ、持ち上げて右に大きくずらし思い切りバイクを置いた。
バイクの左に入り、転回。
エンジンかけなくても全然動く。
真後ろが空いていたので、そこで再度荷物や服装を整える。
その間も男女は無言。
一体何なんだ。
駐輪場の管理会社に、必要以上の滞在をしないよう言っておかねばならない。気持ち悪い。
残ったバイクがそばにあれば、戻ってくる人間がやってくる可能性が高いのだ。それを察して離れた場所に居るようにして欲しいものだ。いや、はよ帰れ。
本当に腹立たしい時間だった。
あいつらの行く末に不幸が訪れるように祈る。
遠目で見たら、私のバイクのすぐ横にバイクに乗った格好で話してる風の男女がいた。
支度できたらすぐ行くのかと思ったが、近くまで来ても動きがない。
よく、ありがちな光景である。喫茶店行くほどの関係でもでなく、またはそこで語り合うくらいの関係でしかないカップルのようだ。
見た感じ20そこそこ? 男の方は私のバイクにあと1センチっていうくらい強引に入り込んでいる。そんなに近接してよく入れたもんだって近さ。絶対ぶつけて入ったと思う。
私が近寄り、自分のバイクで支度するのにどうして気を遣って手早くやる必要があるんだ?っていうシチュエーションとなった。
男の方は、少しして、あ、いかん‥とは感じることができたようだ。でも、すぐ動かなかったところから考えると愚鈍な思考なんだろう。
エンジンかけながらバイクを下げたので、なにするんだ?と思ったが、入れ直して女の右から左へ移ってくれればまだマシだった。結果、目を見張ったが、ただ単に私のバイクから数センチ離れただけ。原チャごときでなんでエンジンかけたんだ???帰るのかと思ったのに。変なやつだ。
1センチから数センチ離れてくれても気まずさは何も変わらない。
しかも、他人の私が居ることで親密な会話できないと思うのだろう。全くの無言でいられてもこっちも嫌な感じだ。黙って一挙手一投足観察されている気分がなんとも苛つかされる。
だんだん酷く腹が立ってきた。
どうしてこっちが気を遣う必要があるんだ???
平地で遅めの時間。あっちもこっちも ひと気のない空きスペースがあるじゃないか? だだっ広い駐輪場でここだけ気まずい空気って、滑稽すぎて腹が立つ。
しかも、こういうときに限ってバイクのキーが出てこない。余計苛ついてきた。
朝は急いでいるので、キーはポーンと手提げに放り込むからだ。
ようやくキーが見つかり、乱雑にかばんを放り込んでいたら、また苛立ちが増す。なんで こいつらのために私がいつもどおりのことができない???
この女に言ってやりたかった。こんな融通の効かない男と付き合ってたってすぐ飽きるし、一緒にいても恥をかかされるしかないよ?
罵声を浴びせたい衝動をググっとこらえた。
ある程度荷物を置き、こっちが空いているところへ動こうと思った。非常に馬鹿らしいが。こいつらが馬鹿だから仕方がない。
それにしても、原チャの左に入らないと動かしにくいのだ。
男は馬鹿だから数センチ空けて、まだそこにいる。
ひと言も発せずに何をしてるんだろう。いらつく…。
仕方ないので、後ろの荷物置きを両手でつかみ、持ち上げて右に大きくずらし思い切りバイクを置いた。
バイクの左に入り、転回。
エンジンかけなくても全然動く。
真後ろが空いていたので、そこで再度荷物や服装を整える。
その間も男女は無言。
一体何なんだ。
駐輪場の管理会社に、必要以上の滞在をしないよう言っておかねばならない。気持ち悪い。
残ったバイクがそばにあれば、戻ってくる人間がやってくる可能性が高いのだ。それを察して離れた場所に居るようにして欲しいものだ。いや、はよ帰れ。
本当に腹立たしい時間だった。
あいつらの行く末に不幸が訪れるように祈る。