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「ブスに花束を。」「私の少年」を主軸にその時好きな漫画のネタバレ感想。

私の少年 34話「時間」感想

2019-11-18 10:21:06 | 連載漫画
第1部の小学時代はこれ以上ない悲惨さで終わり

第2部の中学時代はお互いを救いあって終わり。

さて今回8巻34話から第3部高校編スタート で すが


大分戸惑うことが多い。


この2年で
聡子は洗練さを増し、椎川は老いを増し、そして真修が別人のようです。
ガタイもよくなりあごがしゅっとし、国分寺王子として女子にモテモテ。


そして1番驚いたのが菜緒です。この2年でなぜそこまで真修にぞっこんになった?!
水曜日に待ち伏せし、気持ちを隠せず、真修の事になるとりおんにも意見し中学時代の優等生キャラも残しつつ暴走してます。


おそらくはっきりと自覚したらもうがんがん行くタイプなんでしょうね。やはりベースは真面目。


肝心の聡子と真修ですが、現在はいい理解者&友人です。
「恋」と聞いてすぐ聡子を思い出さないことから、現在の聡子への気持ちは恋ではないのでしょう。


2人が将来的にずっと寄り添う為には対等な関係が絶対必要ですから
中学以前と比べると後退したような2人の関係ですが、むしろ進んだと思っています。
中学以前のままの2人では永遠は無理でしたから。


となると菜緒が今後どう絡むのかがキー。
付き合うとこまで行くかはわかりませんが、今後真修と菜緒は今より近づいていくような気がしています。
真修は「恋」というものがわかっていない。それを菜緒が教える役になるのかと。

菜緒との関係の中で再度「聡子」について考える時が来るのでしょう。
菜緒は聡子との共通の知り合いです。菜緒の事を考えると結果聡子が脳裏に浮かぶ事も出てくるでしょう。


「世間の常識」としては今の皆の関係がベストだと思いますが、それでは私少ではありません。
菜緒本人には皮肉なことですが、今後の2人の関係を動かす為に彼女はいるのだと思います。
割れたファンデーションも何とも示唆的ですね。


序盤に意味深ぽく出てきた椎川ですが、すれ違った高校生があの時の少年だとは気づいてないと思います。
このまま消えないぞという高野さんからのメッセージです多分。

聡子は部署が変わったのかな。上司が中国人になってます。
椎川のあの様相から、もしかヨネサスを首になってたりして。夏海さんも消えちゃいましたしね。


しかし真修の称号「国分寺王子」はちとダサい