日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
遼クンに負けじと、“58”を目指し日夜奮闘する挑戦ブログ!

遼、緊張で崩れたスイングをコース外で再構築

2009年04月08日 | Ryo log
先週の火曜日から7日連続で18ホールの練習ラウンドをこなした石川遼だが、パトロンが入り、雰囲気のガラリと変わった昨日のオーガスタは、「ギャラリーの多さに圧倒されて、頭の中が真っ白な状態のまま18ホール終わっていた」と、無我夢中のままに終了。「恥ずかしい話、緊張でスイングがバラバラになってしまった」と、この日はコースでのラウンドは行わず、宿舎近くの練習場で一人集中してスイングの再構築を行った。

「ボールが無いと凄く良いスイングが沢山出来る」と、昨日の練習ラウンド後、そして今日の午前中は合計3時間近く素振りを行った石川。その後は打ち込みも行い、「昨日の体の動きが嘘のように、一昨日の感触に戻りました」と、スイングに関しては手応えを取り戻した。

だが、やはり「マスターズ」の重みは石川を容赦しない。この日は17時から大会の公式インタビューに呼ばれた石川だが、表情は明らかに緊張で強ばり、いつもの明るい笑顔もひきつった印象が拭えない。「僕はいつも通りの緊張感だったけど、自分の体がここに居るのは凄いんだと分かったのだと思う」と、石川は会見後に振り返った。

とはいえ、「2日続けて10時間眠ったので体調はばっちりです」と、コースを離れれば無駄な緊張からは解放されているようだ。明日は15時から出場予定のパー3コンテストの前に、大会前最後の18ホールをラウンドする予定の石川。「明日、もう一回挑戦します」と、気持ちを新たに大ギャラリーの待つオーガスタに挑む。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)

石川遼、公式会見の一問一答

2009年04月08日 | Ryo log
トーナメントウィークの火曜日、マスターズの公式記者会見に呼ばれた石川遼は、冒頭に「まるで夢のようです。先週から7ラウンドの練習ラウンドをしているけど、いまだに自分がオーガスタに居ることが信じられない」という言葉から、恒例となっている英語でのスピーチを披露。招待してくれたマスターズへの感謝とコースの素晴らしさを称え、ファン、スポンサー、メディア、そしてチームと家族へも心からの感謝を伝えた。

――今日、コースに来なかった理由は?
「恥ずかしい話、昨日はこれまでの練習ラウンドとは全く違う緊張で、スイングがバラバラになってしまったので、今日は一人で集中して練習していました」。

――ペアリングが発表されましたが(アンソニー・キム、ロリー・マッキロイ)、その感想は?
「憧れの選手だし、一番一緒に回りたかった選手。もの凄く興奮しているし、マッキロイの会見をテレビで見て、『若い世代の選手が大会を盛り上げればいい』というような事を言っていて、僕も盛り上げる一人に入れれば、凄く良い経験になると思う」。

――今日練習して、これまでの感覚は戻ってきましたか?
「はい、昨日の体の動きが嘘のように、一昨日の感触に戻りました。昨日は練習ラウンドの後、家のガレージで素振りをして、今日の午前中も合わせると合計3時間は素振りをしていました」。

――タイガーの後姿を見ながらのラウンドとなりますが、冷静で居られますか?
「間違いなく冷静には出来ないと思う。他の人が見ていて、顔が固いとか、緊張していて歩き方が違うとか変化が出るかもしれないけど、そこは気にしないで自分のベストを尽くしたい。どんなに汚いゴルフだとしても、自分のベストを尽くして18ホールを回りたいです」。

――スコア的な目標は?
「これまで7ラウンドして、これまでで1アンダーが最高で、次がパープレイですが、その2日間よりははるかに緊張するだろうし、最終的な目標はパープレイです」。

――ノーザントラストから帰国して以降スイング改造をしていましたが、その影響は?
「僕自身、今までゴルフをやってきて、コーチに見てもらったことがなく、今回初めてコーチに見てもらうことになって、父とは言葉の伝え方も違うし、取り組んでみたものの父が考えていたのとは違うものもあったけど、悪い影響というのはひとつもないです。これに取り組もうと決めたら、最後は僕が決めて取り組んでいます」。

――予選通過出来たとしたら記録にもなりますが、その意識はありますか?
「どこのコースでプレーするにしても、1ショット1ショット最善を尽くしたいので、頭の中では予選通過じゃなく、ピンに届くなら狙っていくし、入れるつもりで打つこともある。予選通過をしたいという気持ちはもの凄くあるけど、頭の中では出来るだけ少ない打数で回ることだけを考えています」。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)

マスターズ 石川遼が公式会見参加 「ベスト尽くすだけ」

2009年04月08日 | Ryo log
【オーガスタ(米ジョージア州)和田崇】9日に開幕する男子ゴルフの今季メジャー第1戦、マスターズ・トーナメントの公式会見が7日、オーガスタ・ナショナルGCで行われた。優勝候補のタイガー・ウッズ(米国)ら有力選手とともに会見に招かれた17歳の石川遼は「緊張で歩き方までおかしくなるかもしれないが、自分がベストを尽くすことだけを考えて18ホールを回り切りたい」と意気込みを語った。

 7日は強風が吹き荒れ、最低気温も0度となったために練習ラウンドを回避する選手が続出。「1日をショットの調整に費やした」という石川は、会見のためだけにコースを訪れた。

 午後からインの9ホールを回った初出場の今田竜二は「寒さで練習にならなかった」と苦笑い。オーガスタ特有の風に惑わされたホールも多かっただけに、「風が吹くと逃げる場所がない。難しいですよね」と警戒していた。

 ◇流ちょうな英語で「まるで夢のようです」…石川遼

 「It’s like a dream(まるで夢のようです)」。流ちょうな英語で始まった公式会見。無難に切り出したかに見えたが、石川の緊張した面持ちは最後まで和らぐことはなかった。

 前週からコース入りし、すでに7ラウンドを消化。しかし、パトロン(ギャラリー)の入場が始まった公式練習初日の6日には、コースを埋め尽くした人波に「あまりの緊張でスイングがバラバラになった」と大きくスコアを崩した。

 ウッズの会見は立ち見が出るほど盛況だったのとは対照的に、石川の会見は日本のメディア中心で普段通り。にもかかわらず笑顔が見られないのは、目前に迫った大舞台のせいだろう。コースの印象についても「グリーンの速さに驚いた。予想以上にフェアウエーが狭く、グリーンも小さかった」と消極的な言葉ばかりが口を突く。「試合になった時を考えると怖い」と不安な胸の内ものぞかせた。

 無理もない。世界のトップでさえ、攻め方を一つ間違えれば大たたきにつながる難コース。想像を超える試練が待ち構えているはずだ。それでも「今は謙虚に、自分の力量にあった攻め方をしたい」と続けた石川。「すべてのショットに最善を尽くしたい」。力強く締めくくった言葉が、選ばれし17歳であることを自ら証明している。【毎日新聞】

石川遼は19歳の英ロリー・マキロイらと同組…

2009年04月08日 | Ryo log
【オーガスタ(米ジョージア州)=小金沢智】9日に開幕する男子ゴルフのメジャー初戦、マスターズ・トーナメントの組み合わせが7日発表され、石川遼は19歳のロリー・マキロイ(英)、23歳のアンソニー・キム(米)と同組になった。

 若手有望株同士の組み合わせで、ティーオフは午後2時3分(日本時間10日午前3時3分)の予定。優勝候補のタイガー・ウッズ(米)らの直後で、初日は最終組となる。

見逃せない 石川遼の「夢舞台」

2009年04月08日 | Ryo log
 今週は寝不足になりそうだ。日本時間10日早朝からゴルフの祭典、マスターズ(米ジョージア州オーガスタ)が始まる。日本からは3選手が出場する。5年連続8度目となる片山晋呉(36)と石川遼(17)。そして、昨年米ツアーで初勝利を挙げた今田竜二(32)である。テレビ中継の時間を調べたら予選2日間は午前5時、最終日は3時からである。

 早起きするか、寝ないで見るか…難しい選択だが、とにかく見よう。

 石川は先週初めからコース入りして、本番前のコース下見に10ラウンド近くを費やした。「あこがれのコースに最初は感動でフワフワして、ほとんど覚えていなかった」と話していたようだが、「いまは落ち着いた。後はどれだけよい状態で木曜日(初日)を迎えられるか…」。頼もしい。

 もっとも、過度の期待をするのはやめよう。オーガスタは、“魔物がすむ”といわれている。

 過去、日本からは1936年の戸田藤一郎(84年没)ら24人が出場しているが、初挑戦では11人が予選落ち。ベスト10入りは伊沢利光(2001年、当時33歳)の4位だけ。アーノルド・パーマーから「世界一きれいなスイングの持ち主」と絶賛された伊沢だったが、「初めは無我夢中で回り、2度目以降は難しさがわかって怖くなった」。フォームが崩れ、後遺症に悩まされた。

 中島常幸(54)は1978年に初出場、2日目の13番パー5で「13」をたたいた。「あの悔しさがあったから、次に生かせた」。86年には同大会で8位に入りリベンジ。全米、全英オープン、全米プロの世界四大メジャーですべてベスト10入りしている唯一の日本人選手になった。マスターズの洗礼が大きくさせた。

 日本人最多19度出場の尾崎将司(62)=初出場は予選落ち=が遼にエールを送った。昨オフに遼とラウンドしたとき、「強いボールを打つやつはたくさんいるが、ボールにアジャストする能力は並はずれている」と絶賛。刻々と変化する中での“適応能力”、技術吸収能力にも「乾いたスポンジだね」と表現した。限りない可能性を見たのだろう。

 石川に気負いはない。練習では“ミーハー的”なシーンがあった、という。2005年最終日、タイガー・ウッズは16番(パー3)でグリーン左奥ラフからカップまで9メートルの、大きく曲がるスライスラインをねじ込んで逆転優勝した。その奇跡のチップインバーディーを決めた“ポイント”がある。「ラフが白くはげてるんですよ。みんなここで“タイガーする”んだ…」と目を輝かせ、自身もそこから“タイガーした”らしい。

 あこがれは人を成長させる。遼もいつの日かの栄光を夢見たのかも…。(産経新聞)