日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
遼クンに負けじと、“58”を目指し日夜奮闘する挑戦ブログ!

【マスターズ】石川遼、「大舞台の挫折」次へのステップ

2009年04月14日 | Ryo log
 マスターズに初出場した石川遼は、さすがに“重圧”にはね返された。よく“オーガスタには魔物がすむ”…といわれている。1週間以上前から現地入りし、数ラウンドをこなした。練習では2アンダーでも回った。

 準備はできていたが、本番では「3万人を超すギャラリー、ホールを埋め尽くすパトロンたちが異様だった」。独特のムードに自己を見失った。「何とか楽しもうとしたが、2日間36ホール、1度も楽しめなかった」。素直な感想があった。

 石川の初の米ツアー挑戦、マスターズを含め、4試合で3度の予選落ちに終わったが、気がかりなことがあった。渡米前に突然スイング改造を試みた。従来スクエアに構えていたアドレスで、右肩を下げた。そして渡米中に再び、元に戻すなど試行錯誤を繰り返していた、というのである。

 進化を求め、新しいことを試みる気持ちは大事であるが、本格的なシーズン・インを前にしたいま何故なのか…という疑問は残る。

 今大会のデータによればフェアウエーキープ率は2日間、28ホール中14ホールで50%、下から3番目の低い数字。パーオン率も36ホール中19ホールの52・8%で71位タイと、これも下位…。米ツアーで戦うためにはショットの精度を上げることが今後の課題となるが、スイングをいじったことも一因かもしれない。

 かといって、遼の魅力が消えたわけではない。ドライバーの平均飛距離は2日間で、平均291・5ヤードと全体の6位、すでに“世界基準”にあることを示した。2000年から米ツアーに参戦していた丸山茂樹が常に口にしていたのが、「日本人に決定的に足りないものはドライバーの飛距離…」だった。遼の飛ばし技は十分に通用することが証明された。

 小技、テクニックは練習を重ねることによって伸びるし、上達する、というが、飛距離は練習だけではどうにもならない壁があるという。それが“天性の才能”…。野球の世界でも「守備は練習でうまくなるけど、飛距離は教えてどうなるものじゃあない」は868号の“世界一キング”、王貞治氏(68)の言葉である。遼はマスターズで挫折を味わったが、飛距離という天賦の才能を米国で改めて実感したは有意義であっただろう。

 今週、男子ゴルフ国内ツアー「東建ホームメイトカップ」(三重・東建多度CC名古屋)が開幕する。石川も参戦する。「楽しめなかった」マスターズだが、「無駄なことは一つもなかった」とも。経験という財産を身につけた。今度は“生見”してこよう。(産経新聞)

遼一問一答「全米OPものすごく出たい」

2009年04月14日 | Ryo log
 ――マスターズの感想

 「自分のゴルフ人生にとって、大きな通過点。自分の甘さが目立った」

 ――甘さとは

 「僕以上に努力している選手がほかにもいた。満足してはいけない。日本で1年間、謙虚にひたむきにやりたい。オーガスタのためにと思えば頑張れる」

 ――印象的なことは

 「毎朝、コースに行くたびに、コースの方に優しくしてもらった。英語でちゃんとお礼をしたかった。米国の人はトーナメントに出る選手に対して敬意を表してくれるところがうれしかった」

 ――日本ツアーも開幕

 「昨季の後半のようなゴルフと米ツアーで経験したことが発揮されると思う。来シーズン(2010年)に向けての発見や追求をしていきたい」

 ――次のメジャーは

 「全米オープンにはものすごく出たいと思う。最終予選にチャレンジして、最後まで(本戦出場できる)チャンスのある位置でやりたい」

片山「次は自分の力で」遼クンにエール

2009年04月14日 | Ryo log
片山は、今大会に予選落ちした石川遼に向けて「今年は特別招待だったけど、次は自分の力で出てこないといけない」と語った。

マスターズは年末時点での世界ランク50位以内などに出場権が与えられる。

片山は「権利をもらうことと、自分で獲得することとでは全然意味が違う。道のりは大変だけど、頑張ってほしい」とエールを送っていた。
( デイリースポーツ)

マスターズ視聴率 早朝異例の9・2%

2009年04月14日 | Ryo log
TBSで12日に中継されたマスターズゴルフの平均視聴率が9・2%(関東地区、ビデオリサーチ)を記録した。

午前5時から3時間半放送され、早朝としては異例の高数字。同局が1967年に中継を始めて以来、最高記録となった。瞬間最高は片山が18番でセカンドショットを打った直後の午前7時半で14・6%。

石川遼がプレーした予選ラウンドの2日間(10、11日)の放送も7・6、8・1%と高数字だった。

昨年のマスターズ中継は初日から3・5%、3・7%、5・1%だったが、石川効果と片山の健闘が視聴者の興味を誘った形だ。
(スポーツニッポン)