国内男子ツアー2009年の開幕戦「東建ホームメイトカップ」に出場中の石川遼。予選2日間はともに71でラウンドし、イーブンパーの42位タイで決勝ラウンドを迎えた。8時55分、10番ホールのティグラウンドに石川が立ったときには、ホールの左右をグリーンまでギャラリーが埋め尽くしていた。この日のギャラリー数は10,844人。決勝ラウンド初日としては異例の多さだった。
2日目にはドライバーショットが左右に曲がり苦戦したが、この日はドライバーの方向性はまずまず。12番パー5でもフェアウェイのセンターを捉え、残り200ヤードで2オンはできなかったが、今週練習を行ってきたバンカーショットでピン横1mにつけバーディを奪った。前半にスコアが動いたのは、このバーディだけだが、3日目になってもパッティングがいまひとつ。2mから4mのバーディパットをことごとく外し、16番では打った後に、パターにもたれて3秒間もうな垂れた。
後半は3番パー3でバーディを奪い、続く4番パー5もスコアを伸ばしたかった。しかし、ここでのティショットが右に曲がり池ポチャ。ピンチに立たされたが、このホールはパーで切り抜けた。「あの4番だけですね、パットで助けられたのは。なんであのパットが入って、バーディパットが入らないんだろう・・・」。石川の苦悶は続く。
そして終盤の8番でこの日最初のボギーを叩くと、最終9番はフェアウェイからの2打目がグリーンに届かず、3打目はピンを5mオーバー。返しのパーパットを決められず、3日間全て71のイーブンパーでホールアウトすることになった。
「今日はパットを強めに打つのではなく、ジャストタッチ(カップまでちょうどの距離)を心がけました。決して消極的な考えではなくて、昨日までが、強めで読んだラインよりも曲がらずにカップを通り過ぎることが多かったので。前半はそれができていましたが、後半は強めにいってましたね。あれはミスパットです」。
パッティングに試行錯誤を繰り返す石川だが、このまま最終日も悩んでラウンドするわけにはいかない。「明日は、あと18ホールと割り切って、思い切っていこうと思います。3日間パーが続いたので、パープレーはもういらないですね。明日は10アンダーを出すぐらいの気持ちでやります」。パーを脱却し、スコアを伸ばせれば良いが、逆にオーバーパーにならないよう頑張ってもらいたい。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)
2日目にはドライバーショットが左右に曲がり苦戦したが、この日はドライバーの方向性はまずまず。12番パー5でもフェアウェイのセンターを捉え、残り200ヤードで2オンはできなかったが、今週練習を行ってきたバンカーショットでピン横1mにつけバーディを奪った。前半にスコアが動いたのは、このバーディだけだが、3日目になってもパッティングがいまひとつ。2mから4mのバーディパットをことごとく外し、16番では打った後に、パターにもたれて3秒間もうな垂れた。
後半は3番パー3でバーディを奪い、続く4番パー5もスコアを伸ばしたかった。しかし、ここでのティショットが右に曲がり池ポチャ。ピンチに立たされたが、このホールはパーで切り抜けた。「あの4番だけですね、パットで助けられたのは。なんであのパットが入って、バーディパットが入らないんだろう・・・」。石川の苦悶は続く。
そして終盤の8番でこの日最初のボギーを叩くと、最終9番はフェアウェイからの2打目がグリーンに届かず、3打目はピンを5mオーバー。返しのパーパットを決められず、3日間全て71のイーブンパーでホールアウトすることになった。
「今日はパットを強めに打つのではなく、ジャストタッチ(カップまでちょうどの距離)を心がけました。決して消極的な考えではなくて、昨日までが、強めで読んだラインよりも曲がらずにカップを通り過ぎることが多かったので。前半はそれができていましたが、後半は強めにいってましたね。あれはミスパットです」。
パッティングに試行錯誤を繰り返す石川だが、このまま最終日も悩んでラウンドするわけにはいかない。「明日は、あと18ホールと割り切って、思い切っていこうと思います。3日間パーが続いたので、パープレーはもういらないですね。明日は10アンダーを出すぐらいの気持ちでやります」。パーを脱却し、スコアを伸ばせれば良いが、逆にオーバーパーにならないよう頑張ってもらいたい。
(ゴルフダイジェスト・オンライン)