立憲民主党は11日、「安定的な皇位継承を確保するための論点整理」を取りまとめた。皇位継承資格を「女性・女系の皇族」に拡大し、126代に及ぶ男系継承の伝統を改める考えを打ち出した。「女性宮家」創設の必要性も強調した。一方、国民民主党「皇位検討委員会」は同日、男系維持に主眼を置いた皇室典範改正案の概要を玉木雄一郎代表に提出。両党間で皇室観の違いが浮き彫りとなった。
立憲民主党の「論点整理」は伝統的な男系継承について「偶然性に委ねる余地があまりに大きい」と指摘した。また、「現代における男女間の人格の根源的対等性を認める価値観は一過性ではない」などと明記した上で、女系天皇を容認すべきだと訴えた。皇位継承順位に関しては、男女の別を問わず、「長子優先の制度が望ましい」とした。
男系を維持する手段として旧皇族を皇室に復帰させる案は明確に否定。「今上天皇との共通の祖先は約600年前までさかのぼる遠い血筋だ。国民からの自然な理解と支持、それに基づく敬愛を得ることは難しい」と断じた。
また、皇族減少に歯止めをかけるため、女性皇族が結婚後、宮家を立てて皇室に残り皇族として活動する女性宮家の創設を訴えた。
一方、国民民主党は女系天皇を「時期尚早」として認めず、改正案も男系を維持する内容だ。ただ、過去に10代8人いた「男系の女性天皇」の皇位継承は認める。きょうだいの中では男子を優先した。
皇統に関しては、共産党がすでに女性・女系天皇に賛成する立場を明らかにしている。3党は参院選の32ある改選1人区の全てで候補を一本化したが、最重要の皇室をめぐり、「立憲民主党・共産党」と「国民民主党」の間で方向性の違いが表面化した。(内藤慎二)
以上、産経新聞
立憲は、女性天皇と女系天皇の違いを分かっているのだろうか?
分かってていて女系天皇を容認と言うのなら、反天皇という立場である。共産党と同じである。
これまで持統天皇ら女性天皇は存在するが、男系を守ってきている。
要はy遺伝子を引き継いできている。
愛子さまが女性天皇となっても、次に悠仁天皇に引き継げば男系天皇は守られる。
もし愛子さまが小室と結婚し、男子が生まれて引き継ぐと小室王朝に代わり、y遺伝子が代わってしまう。
そうすると中国、朝鮮の思うツボとなる。
女子しか生まれなかったらどうするか、心配しているが、天皇のy遺伝子は旧宮家の男子を探せば複数人おり、最悪でも継承は可能だ。
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