[東京 24日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ややドル高/円安の112.62/64円だった。特段の材料がなく動意に乏しかったが、目線は上方向を向いているという。
午後のドル/円は、112円後半での小動きが続いた。手掛かり難で膠着気味となり、値幅は30銭程度にとどまった。買い上がる材料だけでなく、売り材料も見当たらないとして、底堅さが意識されていた。
ドルの先高観は根強いという。前日の海外時間の相場について「普段はそれほど材料視されない米耐久財受注などに反応していたところを見ると、まだドルが上がると思わざるを得なくなった」(国内金融機関)との見方が出ていた。
米国が感謝祭の祝日で参加者が少ないとみられるため海外時間にかけても、動意の出にくい状況が続きそうだとの声が聞かれた。米国勢は明日も休暇を取るケースが多いと見られ「本格的に相場に戻ってくるのは、週明け後になるのではないか」(別の国内金融機関)との見方も出ていた。
一方、リスクオン下で円が一番売られているとして、「ドル/円の上昇は一回止まって、今度はユーロが売られるかもしれない」(さらに別の国内金融機関)との見方も出ていた。欧州ではきょう、独GDPの詳細や独IFO業況指数などの発表が予定されている。
午前のドルは朝方の安値112.34円付近から、正午にかけて112.81円付近まで上昇した。上値では国内輸出企業のドル売りも散見されたが、先高観による短期筋の買いも相応に出ていたという。
午前は中曽宏日銀副総裁の発言が伝わったが、相場の反応は限定的だった。副総裁は参院財政金融委員会で、金融緩和からの出口政策について「早い段階から具体的なイメージを持って話をすることは適当ではなく、市場との対話という観点からもかえって混乱を招く可能性が大きい」との認識を示した。
ドル/円JPY= ユーロ/ドルEUR= ユーロ/円EURJPY=
午後3時現在 112.62/64 1.0545/49 118.77/81
午前9時現在 112.55/57 1.0540/44 118.64/68
NY午後5時 112.50/53 1.0556/63 118.71/75
以上、ロイター記事
ドルの金利をFRBは上げるのか? トランプの政策に期待してなのか?
ドル高円安になり、株価も上昇している。
これからの予想はどうなんだろう。
アメリカ次第、トランプ次第。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます