<東京五輪ゴルフ競技(女子) 事前情報◇2日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇6648ヤード・パー71>
男子に続き、今週4日(水)からは女子の競技がスタートする。2日(月)には、日本代表の畑岡奈紗、稲見萌寧が公式会見に出席。2日後の開幕に向け、意気込みを話した。
「五輪はプロになる前からの夢。1年延期して、待つ時間は長くなったけど、やっとこの舞台に立てる」と話した畑岡は、男子の競技が行われた先週も会場に残り調整を進めてきた。3日目、4日目には、ラウンドにもついて回り、「国を背負ってプレーしていた。私も頑張りたい」という気持ちも強まった。
その4日間では松山英樹が金メダル争いの中心人物にもなった。会場入りから2日目の7月25日には、松山とともに練習ラウンドも行い、「試合の練習ラウンドを一緒に回るのは五輪しかない。いろいろ勉強になりました」と、多くを学んだ。その時には「やわらかいアプローチ」に感銘したことも話していた。ラフが手ごわいこの五輪コースで、いよいよ成果を発揮する時がくる。
一方の稲見は、先週行われた国内女子ツアー「楽天スーパーレディース」に出場。大会特別協賛の楽天グループとスポンサー契約を結ぶホステスプロとして、9位タイという成績を残し、前日に再び埼玉に入った。その際には激闘を終えた直後の松山に会い、コース状況などアドバイスも受けることができた。
さらに、その時には胸を熱くする言葉も送られたという。「『男子はメダルを獲ることができなかったから、女子で獲って欲しい』とエールをもらいました。うれしかったです」。7人が戦う“3位決定プレーオフ”のすえ、あと一歩で表彰台を逃した松山からバトンを託された形だ。「私はコロナの影響で1年伸びたからこそ出場できた。今年前半戦で成績を残して、この大会に出られてよかった」。その気持ちを思う存分コースで表現する。
2人はこの日午前中に練習ラウンドを行い、コースの感触と、間もなくに迫った五輪へ気持ちを高めた。それぞれ男子競技開始前に比べ、グリーンが硬くなっているという変化を感じたようで、きょう、明日でさらに感覚を合わせていく。
「(松山が)最後までメダルを目指してプレーしている姿に勇気づけられた。メダルを目標にして練習してきたので、獲れるように頑張りたい」と畑岡がいうように、ジャパンのエースによるメダル争いはチームの士気を高めることにもなった。そこで手が届かなかった日本初の五輪ゴルフ競技のメダルを首にかけ、この4日間を締めくくりたい。(文・間宮輝憲)
貼り付け元 <https://www.alba.co.jp/tour/news/article/no=173924?page=2>
以上、アルバニュース
松山は、惜しかったですね。
たくさん、チャンスがあったのですが、絶好のバーディチャンスを微妙に外して
しまったのは残念でした。
男子のリベンジで、日本女子には期待していますが、4日間しぶとい試合を行い
最終日、メダル圏内にいることを祈念しています。
USオープンの再来、笹生優花と畑岡奈紗のプレーオフになりましたが、今度は
稲見も含めた争いを期待しています。
今週末は楽しみです。