とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

酒樽を田んぼで豊作、海で大漁願う奇祭「酒樽がえし」 能登町で

2019年04月02日 | 日記
2日5時30分起床。
  

窓を見るとなんと屋根が真っ白?    4月に積雪を見るのは最近では記憶がありません。
びっくりです。

奥能登に春の訪れを告げる奇祭「酒樽がえし」が、能登町藤波で行われたのを見てきました。
途中、里山海道七尾市中島町・サービスエリア「別所岳SA」あたりは真っ白でした。




予定より早く到着したが神目神社(能登町藤波)拝殿では祭壇の準備が始まっておりました。


神事開始前、樽を担ぐ「担ぎ手」がそろいました。


祝詞奏上、玉串奉奠と進みます。


今日の神事の主役・・・・?  4斗樽にお酒を詰める


最初は田んぼに向かう






田んぼでの樽の奪い合い。今朝の雪で水は冷たい。


田んぼが終わると次は海へ、浜野入り口では昨年の曳山を飾った花笠のの花の枝が焼却されますが、担ぎ手の「暖」になります。






辺田の浜と呼ばれる浅瀬の海でまだ冷たい海の中へ入り、威勢よく酒樽を奪い合い大漁を祈願した。

例年ですとここで曳山をバックに記念写真ですが・・・・・・・。


酒樽の蓋を割る儀式があって「宮入り」となる。鳥居の下で鏡割りをして無事「酒樽がえし」は終わりました。


鳥居の前で記念写真を・・・・。最高齢者65歳をトップに13人が下帯姿で酒樽をかつぎ出して、田や海でその酒樽を奪い合う珍しい祭り。

例年ですと花笠で飾られた曳山がお祭りに花を添えるのですが、朝の雪で曳山が出なくなり寂しい面もありましたが、近年にない寒さの中下帯姿の担ぎ手が寒さに負けず田んぼで、海で酒樽をかつぎ出して、酒樽を奪い合い
豊作、豊漁を祈願された姿にパワーをもらいました。

ただでさえ寒いのに、田んぼで泥だらけになったり、まだ冷たい海の中へ入る「酒樽がえし」。能登には春と新年号「令和」が来ています。明日は能登町・十郎原の「弓引き神事」を見に行く予定です。











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1 コメント

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酒樽返しお疲れ様でした。 (お祭りクン)
2019-04-08 19:46:37
とし坊様、今年も酒樽返しの撮影お疲れ様でした。
早速ブログ楽しく見させていただいております。

例年になく本当に寒い酒樽返しで、雪や雨が直前まで振ったりやんだりの能登らしい??気候でしたが、
祭りの時だけ晴れ間も見え、見物人やカメラマンさん
には良かったですかね・・・

田圃が特に寒くてキツかったのですが何とか今年も
怪我もなく祭りを終えてほっとしております。

来年は新元号、令和ですのでまた出来たら参加
したいなぁと思っておりますので宜しくお願いします。
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