とし坊のお祭り三昧

祭りの宝庫、のとの祭り紹介

海の安全、大漁祈願の「にわか祭り」

2013年08月25日 | 日記
24日(土) 福浦、富来の八朔を少し覗き、能登町の鵜川に夕方到着。
「にわか」とは、急遽作り上げること。


能登鵜川の地で古くから伝わる漁師の祭礼「にわか祭」。
 鵜川の2つの台網(大敷網)である、下の網(海瀬組)と上の網(馬場組)の男たちは、不漁や海難事故が続いたため、海の女神、市来島姫命(弁財天)を祀る海瀬神社に豊漁、海上安全を祈り、行燈に凛々しい武者の絵を描き威勢よく担ぎ祭神を慰めた。
 以来、漁業に栄えた鵜川の漁師たちによる祭礼に使われた御幣や武者絵をそれぞれの船や神棚に豊漁安全のお札として飾られている風習は、寛永年間(約400年前)から今も受け継がれている。

江戸時代も終わりに近い後期、13代前田斎泰が訪れた時に、袖のあるキリコを にわかに組み立て披露したことから,にわか祭と名づけられたそうです。
能登町鵜川のにわか祭は能登の一般的なキリコとは形が違い武者絵が描かれた袖のあるキリコ(にわか)です。

高さ7m、幅5.4mの大奉燈9基が町内を駆け巡る。

「ヤッサイ ヤッサイ」のかけ声で
夜通し引き回されました。


境内には夜見世も出て賑わう


境内前に揃った「にわか」9基


花火が祭りを盛り上げる


個人の家の前に、ミニにわか も飾られている


子ども達も一役


広場場で思いっきり回転させるキリコ


キリコの間から満月が

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 富来・八朔祭り、福浦港は御... | トップ | 9月 秋祭りの季節が・・・... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事