命のメッセージ展二日目。今日は1,2~300人の来場でした。
不思議な出会いも経験しました。飲酒事故で大破した自動車の後続に乗っていた青年が、その時見ているだけで何もできなかったのが心に残っていました。彼はいつか家族に会って自分が何もしなかった(できなかった)ことを詫びようと思っていましたが、やっと今回この会場へ足を向ける事ができました。何もしなかったことで殴られることを覚悟で来たということでした。
その青年と遺族の対面は感動しました。人は大きなトラウマを抱えるとついつい責任や原因を自分にかぶせるようになります。彼は約10年かかりやっと心の仕えから開放されたと思います。すごく良かったなと思いました。
オブジェの中にはやっと歩き始めた子どものものがあります。小さな靴の底に少し布がはげたところがあり、よちよち歩きのヘタな歩みが想像できました。また、私が一番切なかったのは黄色の幼稚園かばんに真新しい交通安全のお守りを見たときでした。「お守りだけが」光っていました。隣接する駐車場から落下した車の犠牲になりました。
「六子」コンサートの前、彼女も朝から来て、映画も見て午後の演奏をしていただきました。ブログを見てあげてください。
明日は同じ会場で午後から心理士会の研修がありますが、しっかり展示を見ていただいたほうが本当の感受性の涵養になると思います。明日一日頑張ります