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しつこく言うがやっぱり・「曜変天目茶碗ではない」

2017-01-26 |  「開運!なんでも鑑定団」 石坂さん降板


ーーーハフィントンポストーーー(全文転載)

「曜変天目茶碗ではない」陶芸家の長江惣吉氏が訴える なんでも鑑定団に異議
2017年01月25日 17時53分

世界に3点しか現存しないと言われていた「曜変天目茶碗」が新たに見つかったとテレビ東京の番組で放送された問題で、プロの陶芸家から「紛い物」と異議を唱える声が出ている。
そんな中、陶芸家の九代目長江惣吉氏は「曜変天目」と鑑定された今回の茶碗について、ヨーロッパで18世紀以降に開発された「スピネル顔料」(陶磁器の釉薬用絵具)を塗り付けて発色させたものだとする見解をYouTube上で発表している。長江氏は親子二代にわたって曜変天目の完全再現に挑戦している陶工。その模様は、NHKのドキュメンタリー「曜変~陶工・魔性の輝きに挑む~」でも紹介された。長江氏に、今回の茶碗について意見を聞いてみた。

――テレビ東京「なんでも鑑定団」に登場した「曜変天目」とされる茶碗について、どのような感想を持ちましたか。

番組を見ていて「曜変天目」とされる茶碗が映った瞬間に驚きました。現在、中国の建窯で作られているお土産品レベルの曜変の紛い物だったからです。きっと何かの冗談だと思いました。「今日はエイプリルフールじゃないけれど?」と思いました。

しかし、「国宝の曜変と同じく、南宋時代に建窯で焼かれたものに間違いなし」と鑑定されて絶句しました。

――鑑定団に登場した茶碗を「曜変天目」だとした鑑定結果とその根拠について、長江さんはどのように思いますか。

全く分かりません。一体どんな根拠で番組はあの茶碗を曜変と鑑定されたのでしょうか?

番組では問題の茶碗の高台が、「国宝の(曜変の)稲葉天目とほぼ同じですねえ」と言われましたが、現代の建窯では国宝の高台の写真を見ながら作ることがあるので似ているのが当然でしょう。偽物は「似せ物」ですから。

まして建窯では宋代と同様の胎土を使っているので質感も似ています。ちなみに建窯では番組よりもずっと巧妙な高台の偽物も作られています。

逆にこちらが質問したいですが、番組の茶碗と国宝の曜変にどこか同じところがありますか?茶碗の形、黒い釉薬は共通しますが、これは天目茶碗ならみなそうです。それで曜変と言えるのなら、この世に曜変は何十万点とあることになります。

――骨董の世界は、鑑定が難しいと聞きます。「実物を見ていないのに鑑定できるのでしょうか」という声もありますが、それについてはどう思われますか。

ご指摘の通りです。陶磁器に限らず骨董の鑑定は非常に難しいものです。

しかし、番組に登場した茶碗は映像を見ただけで偽物と判断できます。非常にレベルの低い「紛い物」で曜変とは全く違うからです。

一般の方がご覧になっても番組の茶碗と国宝の曜変との相違は明らかでしょう。両者は全くの別物です。鹿の映像を見て、馬だと思う人がいるでしょうか?

私は父が曜変再現研究を行っている家に生まれ育ち、父が亡くなった1995年以来、22年間を曜変研究に捧げてきた人間です。まず、曜変を再現するためには曜変そのものを徹底的に知らなければなりません。私は国宝の曜変の実物を拝見して細部に至るまでその特徴をこの目に焼き付けています。国宝の曜変だけでなく、2010年に中国・杭州から出土した曜変の陶片も徹底的に観察させていただきました。

こうして本物の曜変をキチンと把握したうえで、今までにあらゆる曜変の偽物も見てきました。番組よりもずっとレベルの高い偽物の鑑別法も学び、それら高レベルの偽物の特徴も把握しています。

しかし、今回の番組の茶碗はそれらとは比較にならない低レベルの紛い物です。幼稚園の工作さえ連想させます。とても「偽物」にまで達していません。

「国宝級の発見」との報道が日本だけでなく全世界に配信されてしまいました。それを見て各国の研究者、古美術商は嘲笑していることでしょう。「あの紛い物のどこが曜変だ!」と。日本の恥です。本当に恥ずかしいことです。

一刻も早く、この事件が解決されることを望んでいます。自浄能力が無いのはさらなる恥の上塗りでしょう。今後、テレビ東京には誠意ある対応を求めたいと思います。

ハフィントンポストでは、今回の「曜変天目」について、いくつかの美術館や古美術商に問い合わせたが、いずれも「実物を見ていない以上何とも・・・」という回答だった。所有者の地元である徳島県庁も、文化財登録のための調査を予定していたが、1月23日までに調査を中止した。 所有者から「一切、外部への資料提供を控える」と連絡があったのが原因だという。もし本物なら、喜ばしいニュースだが、真相を知るのは難しい。

ーーーハフィントンポストーーー(全文転載以上)

管理人

テレ東に抗議のメールをした!
しかし、昨年の石坂さん降板時も納得出来る回答はなかった、
今回も局側はうやむやにするだろう、
だから、もう少し言わせてくれ、石坂さんがまだ司会をしていたら、
たとえ、バカな企画があったとしても、本番で「これニセものですね」なんて発言して
番組をコケさせていただろう、だから良識と審美眼をもつ、石坂さんが
目障りだったのだ、今はやりたい放題だろう、

「開運!なんでも鑑定団」テレ東プロデューサーは



岡田英吉デス

「なんでも鑑定団」の中島氏NHKで「曜変天目茶碗」を手にしていた!

2017-01-26 |  「開運!なんでも鑑定団」 石坂さん降板



どうにもこうにもモヤモヤする!!
なんか前にTVで中島誠之助さんが「曜変天目茶碗」を手にする映像が記憶にあってサ
探しました。

~~テレビ番組記録より~~
http://timetable.yanbe.net/html/13/2013/02/17_1.html?13#

放送局 NHKEテレ1・東京
放送時間 2013/02/17 09:00 ~ 2013/02/17 09:45 (分)
カテゴリ 趣味/教育 - 音楽・美術・工芸
ドキュメンタリー/教養 - カルチャー・伝統文化

付加情報 文字多重放送
番組名 日曜美術館「天下人と天才たちの器~茶道具 超名品!驚きの美~」

番組概要 信長が秀吉が家康が、自ら使った茶道具の名品に、
ご存じ中島誠之助さんが出会い手に取り、その魅力に迫る。
千利休と古田織部、2人の天才が愛したアッと驚く名品もご紹介!

番組詳細 信長も家康も使った瑠璃色に輝く国宝の曜変天目茶わん、天下人三人が受け継いだ茶入の大傑作「初花」など、展覧会でもめったに見られない大傑作が登場。奇跡の造形の秘密、黄金の茶室に込めた秀吉の秘められた思いに迫る。
また天才茶人・千利休と古田織部は、それまでの価値観を覆す驚きの茶道具を作り見いだした。ブツ切りにしたヒョウタンの花入、窯の中でひしゃげた驚きの水指など革命的傑作の謎と魅力を中島誠之助が読み解く。
【出演】古美術鑑定…中島誠之助,東京藝術大学教授/元五島美術館学芸部長…竹内順一,陶芸家…月村正比古,茶道家…木村宗慎,千家十職・陶芸家・十三代目…中村宗哲,情報科学芸術大学院大学学長…関口敦仁ほか
関連情報 放送時間帯の実況板スレを検索(別サイト)
全国ネット番組の場合はレス記録から
放送内容や延長情報などの情報が得れる場合があります

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ほらね、やっぱNHK「日曜日美術館」ですよ、企画ものです。
「曜変天目茶碗」はどの天目茶碗が登場したか定かでないが
前年の2012年の4月15日放送では藤田コレクションの茶碗を紹介している。


茶入の「初花」


黄金の茶室の再現
ブツ切りにしたヒョウタンの花入 → 瓢花入「顔回」


ひしゃげた驚きの水指 → 織部の 古伊賀水指 銘「破袋」


などなど名品が登場している、私の記憶が確かならばこの時中島さんは茶碗を手にして、
美術館でも見ているがこうして名品を手にし拝見でき感激です、
とかなんたらかんたら~~言ってた様な?
本物をその手にしているのに、バッタもんを国宝級のお宝だなんて番組Pに脅されたのでしょうか