丸っこい顔の、ヒゲづらのおじさん・・・
そんな印象だった。
中学生のころから(ブラック)バス釣りに夢中になっていて、
「フィッシング」や「アングリング」といった雑誌に登場してきて、
講釈をたれている・・・そんな感じだった。
なんだけど、いつからか?
モロに影響を受け
「バスはトップ(ウォーター)だっ」なんてことを言い出すようになっていた。
その頃、日本にもアメリカを真似してバス釣りトーナメントのプロが誕生した頃であった。
必然、釣りもトーナメント志向になる。
ヒトよりたくさん釣る。ヒトよりデカいサカナを釣る。
そんな具合である。
トップ(水面)の釣りは、そうそう釣れはしない(と言い切っていいと思う)。
効率も悪い。
だからこそ、釣れたら面白いし、うれしい・・・ということになる。
雑誌なんかでは、水柱を上げながらルアーに喰いつくことがある、
なんて書いてあったりする。そんなシーンを見れるのはトップの釣りだけである、とも。
ホンマにそうかいなぁ?
なんて思っていたが、実際にそんなことがあった。
大学生の頃に行った河口湖でのこと。
ルアーの着水と同時に、バスが跳ねながら喰ってきたのである。
9cmくらいのペンシルベイト(ペラもカップもないルアー)に
20cmそこそこの小型のバスである。
びっくりしたねぇ~。
大学生になって入部したハイキング部は、山だけでなくバイク、釣り、
その他いろんな外遊びが好きな連中が集まっていた。
釣り好きな先輩が、「(バス釣りの)得意なのは何だ?」と訊いてきたとき
「得意じゃないけど、好きなのはトップです」と応えたら、気に入られた。
トップしかやらないわけじゃないけれど、トップが一番好きである。
則氏がかいた本
バスの生態から、釣り方指南まで。
買ったのは、高校生の頃だ。
先輩は「バイブル」だと言った。
彼は、竿やリールまで真似ていた(ワシは金がなくて、そこまでできんかった)。
則弘祐=「バスの人」といった感じであったが、実は「マス」もやる人であった。
バスルアー、マスルアー、そしてそれらを操るロッド(竿)
豊富なラインナップの「スポーツザウルス」というメーカーの代表であった。
プラスチック製のルアーはともかく、他の商品は正直高価すぎてワシは、
買う気にはなれんかった。
他のメーカーもそうであるが、高価な、しかもマニアな商品ラインアップしかない
ところがいくつもある。「よく倒産しないなぁ」なんて思っていたが、
「スポーツザウルス」は2003年に一度倒産した。
(現在、復活)
ワシが「トップが好きだ」と言っていた頃、トップをやるヒトは少なかった。
店にもトップのルアーはあまり置いてなかった。
いまでもバスプロは健在だし、トーナメントもあるけれど、一時のトーナメント志向の
反動か?「トップ」をやるバサー(バス釣りをするヒトをこう呼ぶらしい)は増えた。
しかも年がら年中トップをやるヤツもいる(昔はサカナの活性があがる夏しか釣れない、
とさえ言われていた)。ずいぶんマニアな人間が増えたものである。
トップの釣りの楽しさを広めたのは、間違いなく則氏だと思う(が?)
そんな則氏、7月30日に亡くなられたそうだ。
夏の間に、トップだけの釣りをしてみようかなぁ・・・なんて考えた
丸っこい顔の、ヒゲづらのおじさん・・・安らかに
曇天の朝に
そんな印象だった。
中学生のころから(ブラック)バス釣りに夢中になっていて、
「フィッシング」や「アングリング」といった雑誌に登場してきて、
講釈をたれている・・・そんな感じだった。
なんだけど、いつからか?
モロに影響を受け
「バスはトップ(ウォーター)だっ」なんてことを言い出すようになっていた。
その頃、日本にもアメリカを真似してバス釣りトーナメントのプロが誕生した頃であった。
必然、釣りもトーナメント志向になる。
ヒトよりたくさん釣る。ヒトよりデカいサカナを釣る。
そんな具合である。
トップ(水面)の釣りは、そうそう釣れはしない(と言い切っていいと思う)。
効率も悪い。
だからこそ、釣れたら面白いし、うれしい・・・ということになる。
雑誌なんかでは、水柱を上げながらルアーに喰いつくことがある、
なんて書いてあったりする。そんなシーンを見れるのはトップの釣りだけである、とも。
ホンマにそうかいなぁ?
なんて思っていたが、実際にそんなことがあった。
大学生の頃に行った河口湖でのこと。
ルアーの着水と同時に、バスが跳ねながら喰ってきたのである。
9cmくらいのペンシルベイト(ペラもカップもないルアー)に
20cmそこそこの小型のバスである。
びっくりしたねぇ~。
大学生になって入部したハイキング部は、山だけでなくバイク、釣り、
その他いろんな外遊びが好きな連中が集まっていた。
釣り好きな先輩が、「(バス釣りの)得意なのは何だ?」と訊いてきたとき
「得意じゃないけど、好きなのはトップです」と応えたら、気に入られた。
トップしかやらないわけじゃないけれど、トップが一番好きである。
則氏がかいた本
バスの生態から、釣り方指南まで。
買ったのは、高校生の頃だ。
先輩は「バイブル」だと言った。
彼は、竿やリールまで真似ていた(ワシは金がなくて、そこまでできんかった)。
則弘祐=「バスの人」といった感じであったが、実は「マス」もやる人であった。
バスルアー、マスルアー、そしてそれらを操るロッド(竿)
豊富なラインナップの「スポーツザウルス」というメーカーの代表であった。
プラスチック製のルアーはともかく、他の商品は正直高価すぎてワシは、
買う気にはなれんかった。
他のメーカーもそうであるが、高価な、しかもマニアな商品ラインアップしかない
ところがいくつもある。「よく倒産しないなぁ」なんて思っていたが、
「スポーツザウルス」は2003年に一度倒産した。
(現在、復活)
ワシが「トップが好きだ」と言っていた頃、トップをやるヒトは少なかった。
店にもトップのルアーはあまり置いてなかった。
いまでもバスプロは健在だし、トーナメントもあるけれど、一時のトーナメント志向の
反動か?「トップ」をやるバサー(バス釣りをするヒトをこう呼ぶらしい)は増えた。
しかも年がら年中トップをやるヤツもいる(昔はサカナの活性があがる夏しか釣れない、
とさえ言われていた)。ずいぶんマニアな人間が増えたものである。
トップの釣りの楽しさを広めたのは、間違いなく則氏だと思う(が?)
そんな則氏、7月30日に亡くなられたそうだ。
夏の間に、トップだけの釣りをしてみようかなぁ・・・なんて考えた
丸っこい顔の、ヒゲづらのおじさん・・・安らかに
曇天の朝に
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