病窓からの風景

術後、暫くたって

ベットが窓側に移った。

目下には、中国領事館、山ヤマは油山を中心しての

景色がいいとこであった。


この風景は、本当に傷ついた身体、不安とやるせなさを

大いに癒してくれたものである。




（窓の左側）



（窓の真ん中）



（窓の右側）

窓からの風景は、目のまえに、青い空と雄大な山々、そして、多くの活動を

支えるビジネスビルと生活の基本となるマンション群が

立ち並ぶ。


この風景は、ひとりの時間を充実させ、

”絵”となり、物思いにふける時間をわすれさせるものとなり、

夜は、夜景で、街の灯を映し出してくれた。






（夕陽と点滴）







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