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☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

戒名 「寒山院智心幸全居士」 

2011年01月30日 09時44分57秒 | Family
戒名

基本的に戒名は2字で表現される。

身分の上下や精進、報恩の多少に関係なく、仏の世界が平等であることを表す。

例 - 「○○院△△××居士」の場合は、○○が院号、△△が道号、××が戒名、

居士が位号である。

ただし、位牌・墓誌・過去帳・法名軸などには、戒名の前後に院号・道号・位号等の号を付すこと

から、その全てを「戒名」として捉える事が通例化していると記載されている。




この戒名は、

亡き父の戒名である。

菩提寺のお坊さんの説明によれば、

「寒い、厳しい世にあって 敢然と山のように、立ちはだかり、

頭脳明晰な知恵と優しき心をもって、全ての人々のために生き抜いた」

と・・・・



(クリック拡大)


喪主である私は、当然のこととして、

通夜と告別式に代表挨拶を行ったが、

やはり、ミスもあった。

そのひとつは、先に逝った亡き母と「あの世でも、仲良くやってください」

との、言葉であった。

その点、孫(内孫)を代表しての息子の挨拶は

立派なものだった。

息子の挨拶を終え、私の挨拶に望んだが、

父は、「おいおい、孫(4代目)の方がしっかりしているぞ」

と苦笑いしているのではないか。



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上記のノートは、

挨拶にも述べたが、父が生前、記述が可能だった頃

書き残した、「葬式の手引き」である。

自らの死を、イメージして、

書き綴ったものである。

ページ数は20頁である。

目次付きで、

1、臨終にはじまり、続いて、死亡通知、枕経、斎場との連絡、打ち合わせ

へと続き、

位牌の書替、告別式の詳細な指示まで、書き留められている。

やはり、父らしい、葬儀への手引き書となっている。


義兄が通夜の際、述べた。

「大きな星が堕ちたね!」

職場と地域のために奮闘し、家族を守り、愛しぬいた

偉大な人であった。

「寒山院智心幸全居士」



   合掌




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