松浦からFUKUOKAへ

流れに抗してを経て そして今

☆松瀬 徹のオフィシャルブログ☆

病室からの闘い

2008年11月15日 11時39分00秒 | Family
先日、所用があって、佐世保から松浦に入った

長年、病室の生活を強いられてきた 父との会話のなかで

土地の売買に関する折衝模様を聞いた。

結果は、決裂ということであった。

高齢の父は、最後に後は、頼むと告げた。

私は、「頼む」の言葉の前に告げた

言葉の中に、父としての威厳、家族のために、闘い続ける

ひとりの男の生き様に感動した。

90を越えても、ボケを知らぬ彼の脳、勇ましく発せられる

闘いの言葉群。

職場の仲間、地域の人々のために、自家庭の時間を最小限にとどめ、

闘いつづけた一人の男

今、病室からも家族のために、闘いつづけている姿があった。

偉大な父が、そこにいる。

(写真 孫と父 Photo harumi)