うつの早期発見

うつ病早期発見　医療連携始動　久留米市の４医師会など

2010年12月17日 01:02 カテゴリー：九州 > 福岡

医師会などが作成した紹介状の記入例や、連携のフローチャート（流れ図）

　うつ病を早期発見し、自殺予防につなげようと、久留米市にある４医師会と同市保健所は、かかりつけ医（内科医）がうつ病の疑いがあると判断した患者を、精神科医へつなぐ紹介システムの運用を始めた。連携を円滑にするため、医師間でやりとりする専用の紹介状も新たに作成し、市内の内科医に配布している。

　専用の紹介状は複写式で、かかりつけ医が患者から聞き取った睡眠や食欲の具合、生活状況などの診療情報を書き込み、一部を紹介先の精神科医に渡す。患者の承諾を得られれば、精神科への受診予約も取り付けるという。うつ病の基礎や、かかりつけ医が専門医に紹介するタイミングなどをまとめたテキストも作成した

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/216070