http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20080109-OYT8T00141.htm?from=yoltop
読売新聞で統合失調症の記事
読売新聞で統合失調症の記事
藍の会 講演会 自死遺族の声に耳を傾けよう
自殺をなくすために私たちにできること
講師: 田中幸子さん(藍の会 宮城県仙台市)
自死で亡くなる方が9年連続で3万人を超えています。久留米市では、年に80人もの方が亡くなられています。その数は、交通事故死の6倍です。その家族や友人は大切な方を失った悲しみを抱えています。自殺の原因は、多重債務や過労、いじめ、孤独などさまざまですが、今の社会の抱える問題が背景にあります。
自殺対策基本法ができ、ようやく対策が始まりますが、自死遺族のお話をきき、私たちにできることを考えましょう。
と き:1月26日(土)
午前10:00~12:00
ところ:え~るピア久留米 301会議室
(久留米市諏訪野町1830-6 ℡ 0942・30・7900)
■参加費 300円 ■申し込みはいりません。
<主催・問い合わせ> 藍の会講演会実行委員会
eikofjb@kumin.ne.jp FAX(0942)46-7520 ℡ 090-4779-4862
*田中さんと個人的にお話になりたい方は、時間をとりますので、ご連絡ください。
自殺をなくすために私たちにできること
講師: 田中幸子さん(藍の会 宮城県仙台市)
自死で亡くなる方が9年連続で3万人を超えています。久留米市では、年に80人もの方が亡くなられています。その数は、交通事故死の6倍です。その家族や友人は大切な方を失った悲しみを抱えています。自殺の原因は、多重債務や過労、いじめ、孤独などさまざまですが、今の社会の抱える問題が背景にあります。
自殺対策基本法ができ、ようやく対策が始まりますが、自死遺族のお話をきき、私たちにできることを考えましょう。
と き:1月26日(土)
午前10:00~12:00
ところ:え~るピア久留米 301会議室
(久留米市諏訪野町1830-6 ℡ 0942・30・7900)
■参加費 300円 ■申し込みはいりません。
<主催・問い合わせ> 藍の会講演会実行委員会
eikofjb@kumin.ne.jp FAX(0942)46-7520 ℡ 090-4779-4862
*田中さんと個人的にお話になりたい方は、時間をとりますので、ご連絡ください。
お知り合いの佐賀の方に案内いただければと思います
障害者施設利用者の死亡に関する
緊急声明
9月25日夕方、佐賀市内で知的障害がある25才の安永健太さんが5人の警察官に歩道で取り押さえられ、手を後ろにまわされ、手錠をかけられている状態で途中意識をなくし、亡くなるという事件が起きました。いつものように障害者施設からの帰り道を自転車に乗って帰宅途中の普段の生活の中で起こりました。あと5分もすれば自宅に帰り着く予定でした。
私たちきょうされんは、今回の事態に対し、深い悲しみとたくさんの疑問・疑念をもちました。
1.そもそも彼は、何故命を落とさねばならなかったのでしょうか。彼は日常野球をやったり、自転車に乗ったりと体調に何ら問題はありませんでした。どう考えても5人もの警察官が取り押さえた事が原因であ ることは明らかです。そこには、警察が障害がある青年の生命と人権を配慮せず、いきすぎた対応があ ったことは容易に推察できます。こうした人権を無視した警察の対応に強く抗議します。
また、知的障害がある人がこういう形で命をなくすと言うことは、前代未聞のことです。本来、市民の命と暮らしを守るべき立場にある警察官の関与によって本件が起きたことを考えると由々しき問題であり、看過できません。
2.当初、遺族への説明と新聞報道が食い違ったり、説明がかわったりと混乱しました。「暴れたから保護した」という警察の見解も伝わっています。しかしどうして「保護した」のに命をおとしたのか。たくさんの疑問・疑念が広がっています。
具体的事実経過は、現時点で明らかになっていません。何より具体的事実を検察や警察は一日も早く明らかにすべきです。ご遺族もそれを望んでおられますし、全国の障害関係者も注目しています。
3.障害者福祉政策の流れは、地域社会の中で人として当たり前の暮らしと人生をどうすすめていくかと いう方向にあります。昨年度からスタートした障害者自立支援法でもそのことがうたわれています。
しかし、知的障害がある人の人権侵害は依然繰り返されています。その中にあって地域の中にセーフティネットをどうつくっていくかが非常に重要視され、この点をしっかりと支えていくことが期待されているのが警察の役割でもあるのです。が、今回は全く逆の事態となりました。今回のことで、障害がある人やその家族が地域で安全で安心して暮らしていくための拠り所への不安・不信が増幅しました。こうした深刻な事態を早急に改善していくためにも警察署自らが障害がある人の人権と生命の安全を守る立場に徹することができる研修や専門機関との連携など含めた抜本的改善策を提示して下さい。
私たちきょうされんは、30年余にわたって障害がある人が地域で当たり前に暮らし、働いていける社会づくりに取り組んできました。とりわけ障害がある人の権利擁護はその要と考えています。
全国の障害当事者・家族・関係者のみなさん、今回の事態の真相究明と権利擁護のための取り組みを手を携えて行おうではありませんか。
市民のみなさん、毎日コツコツと一生懸命生活していた知的障害がある若い市民が突然その命を奪われることになってしまうというあまりに理不尽な事に対する抗議と真相を明らかにする声を大きくしていこうではありませんか。
2007年10月26日
きょうされん 九州ブロック
福岡支部 支部長 小峯 寿々子
熊本支部 支部長 上野 修一
長崎支部 支部長 野島 九三男
大分支部 支部長 薄田 一
鹿児島支部 支部長 福元 巧
( 連絡先:きょうさん九州ブロック事務局 092-872-8930 )
障害者施設利用者の死亡に関する
緊急声明
9月25日夕方、佐賀市内で知的障害がある25才の安永健太さんが5人の警察官に歩道で取り押さえられ、手を後ろにまわされ、手錠をかけられている状態で途中意識をなくし、亡くなるという事件が起きました。いつものように障害者施設からの帰り道を自転車に乗って帰宅途中の普段の生活の中で起こりました。あと5分もすれば自宅に帰り着く予定でした。
私たちきょうされんは、今回の事態に対し、深い悲しみとたくさんの疑問・疑念をもちました。
1.そもそも彼は、何故命を落とさねばならなかったのでしょうか。彼は日常野球をやったり、自転車に乗ったりと体調に何ら問題はありませんでした。どう考えても5人もの警察官が取り押さえた事が原因であ ることは明らかです。そこには、警察が障害がある青年の生命と人権を配慮せず、いきすぎた対応があ ったことは容易に推察できます。こうした人権を無視した警察の対応に強く抗議します。
また、知的障害がある人がこういう形で命をなくすと言うことは、前代未聞のことです。本来、市民の命と暮らしを守るべき立場にある警察官の関与によって本件が起きたことを考えると由々しき問題であり、看過できません。
2.当初、遺族への説明と新聞報道が食い違ったり、説明がかわったりと混乱しました。「暴れたから保護した」という警察の見解も伝わっています。しかしどうして「保護した」のに命をおとしたのか。たくさんの疑問・疑念が広がっています。
具体的事実経過は、現時点で明らかになっていません。何より具体的事実を検察や警察は一日も早く明らかにすべきです。ご遺族もそれを望んでおられますし、全国の障害関係者も注目しています。
3.障害者福祉政策の流れは、地域社会の中で人として当たり前の暮らしと人生をどうすすめていくかと いう方向にあります。昨年度からスタートした障害者自立支援法でもそのことがうたわれています。
しかし、知的障害がある人の人権侵害は依然繰り返されています。その中にあって地域の中にセーフティネットをどうつくっていくかが非常に重要視され、この点をしっかりと支えていくことが期待されているのが警察の役割でもあるのです。が、今回は全く逆の事態となりました。今回のことで、障害がある人やその家族が地域で安全で安心して暮らしていくための拠り所への不安・不信が増幅しました。こうした深刻な事態を早急に改善していくためにも警察署自らが障害がある人の人権と生命の安全を守る立場に徹することができる研修や専門機関との連携など含めた抜本的改善策を提示して下さい。
私たちきょうされんは、30年余にわたって障害がある人が地域で当たり前に暮らし、働いていける社会づくりに取り組んできました。とりわけ障害がある人の権利擁護はその要と考えています。
全国の障害当事者・家族・関係者のみなさん、今回の事態の真相究明と権利擁護のための取り組みを手を携えて行おうではありませんか。
市民のみなさん、毎日コツコツと一生懸命生活していた知的障害がある若い市民が突然その命を奪われることになってしまうというあまりに理不尽な事に対する抗議と真相を明らかにする声を大きくしていこうではありませんか。
2007年10月26日
きょうされん 九州ブロック
福岡支部 支部長 小峯 寿々子
熊本支部 支部長 上野 修一
長崎支部 支部長 野島 九三男
大分支部 支部長 薄田 一
鹿児島支部 支部長 福元 巧
( 連絡先:きょうさん九州ブロック事務局 092-872-8930 )