社会福祉法人さざなみ福祉会

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2011-02-27 18:08:26 | Weblog
心の病 母の経験語る 漫画家中村ユキさん講演
2011年2月27日 01:26 カテゴリー:九州 > 福岡
精神障害について自身の経験を語った漫画家の中村ユキさん
 精神障害についての理解を深める「こころの病-理解のために-みんなの集い」が26日、福岡市西区の西市民センターであった。漫画家の中村ユキさん(37)が、自身の母親が統合失調症を患った経験を通じ、「治療には周囲の理解と支援が必要」と訴えた。
 同市の精神障害者や支援施設でつくる実行委員会と筑紫女学園大学(太宰府市)が主催した。
 中村さんが4歳の時、家庭生活のストレスで母親の様子が急変。奇声を上げたり包丁を振り回したりする行動が続き、統合失調症と診断された。当時、周囲には病気に対する正しい知識がなく、約20年間は頼れる人もいなく、絶望感を抱く日々だったという。中村さんは「幼いころの記憶は、いつも母から逃げ回っていた」と振り返る。
 約10年前、周囲の人たちの支えが転機となった。支援施設の通所や、中村さんの夫隆夫さん(41)との同居がきっかけだった。同じ病気の友人や相談相手も見つかり、症状は安定に向かった。
 3年前、約30年間の闘病生活を漫画に描いた。「わが家の母はビョーキです」。全国から共感や相談の手紙が千通以上届いた。中村さんは「理解者の存在や正しい投薬で精神障害は回復することを知ってほしい」と呼び掛けた。
 
 

 

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