社会福祉法人さざなみ福祉会

てんかんや精神障害者の人の作業所などを運営しています

放送案内

2017-09-22 14:29:17 | Weblog

NHKドキュメンタリー - NHKスペシャル「亜由未が教えてくれたこと」
https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/46/2586986/ 
 NHK総合テレビ 2017年9月24日(日) 午後9時00分(50分)
19人の命が奪われた相模原市の障害者殺傷事件を起こした植松被告が

語った言葉「障害者は不幸を作ることしかできない」。僕・NHK青森の

ディレクター坂川裕野(26)は、この言葉が心に突き刺さっていた。

3歳年下の妹、亜由未(23)は、事件の犠牲者と同じ重度の障害者。

20年以上亜由未と暮らしてきて、僕は不幸だと感じたことはなかった。

しかし、小さい頃から介助や世話は親任せ。そんな自分が、障害者の家族は

幸せだと胸を張って言えるのか。両親に相談し、介助をしながら亜由未を

1か月にわたり撮影することにした。ところが、亜由未は、両親やヘルパー

さんには幸せそうに笑顔を見せるのに、僕には不機嫌な顔で警戒心を解いて

くれない。介助の大変さばかり感じ焦る毎日が続いた。そんなある日、両親

から「結果的に笑顔だったのと、笑顔を求めるのは違う。障害者は幸せじゃな

いと生きる価値がないと言っている植松被告と同じ考えになってしまう」と

戒められた。番組は、ほとんど言葉を発することができない妹を理解しようと

もがく兄のディレクターの姿を通じて、障害者を育てる家族の本音、大変なの

と不幸は違うということ、そして共に生きる幸せとは何かを伝える。