第39次国会請願署名・募金運動キャンペーンはじまりました
![ポスター.jpg](http://www.kyosaren.com/nationalAssembly/%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC.jpg)
障害者まごころ製品販売会
01月20日 12時40分
障害のある人がつくった菓子や雑貨などを集めた販売会が福岡市のデパートで開かれています。
福岡三越で20日から開かれている「福岡県まごころ製品大規模販売会」は障害者の就労や自立を支援しようと、県などが開きました。
販売を前に行われた式典で小川知事は「この販売会を通して障害者の方と県民の間でまごころの輪が広がっていくことを期待しています」とあいさつしました。
会場には福祉作業所など県内54の施設でつくられた菓子や食品、それに雑貨などおよそ4万4000点が出品されました。
このうち、糸島市にある福祉施設が開発した「紅いもぼーる」は紅芋と糸島産の米粉を使ったクッキーで、自閉症のある従業員たちが焼き上げたということです。
また、福岡市西区の福祉事業所が出品した小物入れや名刺入れは糸を何本も重ねて織る「さをり織り」で作られていて、手作りのカラフルな製品が来場者の注目を集めていました。
北九州市から訪れた50代の女性は「一針一針手縫いした雑貨もあってどれを買おうか迷ってしまいます」と話していました。
この販売会は福岡市中央区の福岡三越で今月24日まで開かれています。
☆放送予定|NHK 戦後史証言プロジェクト
http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/
> 第6回 障害者福祉 共に暮らせる社会を求めて ←NHK Eテレ放送予定
Eテレ2016年1月16日(土)午後11時~翌0時29分
Eテレ【再放送】2016年1月23日(土)午前0時~午前1時30分(金曜深夜)
戦後、日本は、障害のある人たちとどう向き合ってきたのか。
戦時中「米食い虫」「非国民」と呼ばれ抑圧されていた障害者。戦後、困窮する傷痍
軍人への対策をきっかけに初めて公的な障害者福祉の制度が生まれた。1960年代、重
度の障害がある子どもの親たちの訴えがきっかけで、国や自治体は「コロニー」と呼
ばれる大規模な施設の建設を推進。障害者施設を充実させていった。
ところが1970年代、障害者たちは、閉鎖的で自由のない施設での生活に不満を訴え
始めた。都立施設に入所していた三井絹子さんは「施設は社会のゴミ捨て場だ」と、
都庁前にテントを貼り座り込んで抗議。そうした動きを後押ししたのが1981年、国連
の「国際障害者年」。障害者も他の人と同じように地域で暮らすべきだという「ノー
マライゼーション」の思想が流入、国の政策も施設から地域へと移り変わっていく。
元厚生省障害福祉課長の浅野史郎さんは、「これからは地域福祉だ」と制度作りに邁
進。宮城県知事に転身後は、知的障害者施設の“解体宣言”を公表した。
今年4月、「障害者差別解消法」が施行される。障害による差別をなくすため自治体
や企業、一人一人の意識改革が求められる。高齢化が進み、誰もが病気や障害と無縁
でなくなりつつある今、戦後の障害者政策を当事者や政策立案に関わった人たちの証
言をもとにたどり、障害のある人もない人も共に暮らせる社会へのヒントを探る。