NHK Eテレ特集 11/7(土)23:00~放送 (再放送11/14深夜0時~)
それはホロコーストの"リハーサル"だった ~障害者虐殺70年目の真実~
http://www.nhk.or.jp/etv21c/archive/151107.html
> 600万人以上のユダヤ人犠牲者を出し、「人類史上、最大の悲劇」として語り継が
れてきたナチス・ドイツによるホロコースト。しかし、ユダヤ人大虐殺の前段に、いわ
ば“リハーサル”として、およそ20万人ものドイツ人の精神障害者や知的障害者、回
復の見込みがないとされた病人たちがガス室などで殺害されたことについては、表だっ
て語られてこなかった。
終戦から70年もの年月がたった今、ようやく事実に向き合う動きが始まっている。
きっかけの一つは5年前、ドイツ精神医学精神療法神経学会が長年の沈黙を破り、過去
に患者の殺害に大きく関わったとして謝罪したこと。学会は事実究明のために専門家を
入れた国際委員会を設置、いかにして医師たちが“自発的に”殺人に関わるようになっ
たのかなどを報告書にまとめ、この秋発表する。
番組では、こうした暗い歴史を背負う現場を、日本の障害者運動をリードしてきた
藤井克徳さん(自身は視覚障害)が訪ねる。ホロコーストの“リハーサル”はどうして
起きたのか、そして止めようとする人たちはいなかったのか・・・。
資料や遺族の証言などから、時空を超えていま、問いかけられていることを考える。
語り:大竹しのぶ (内容59分)