社会福祉法人さざなみ福祉会

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挿絵

2009-07-19 07:35:49 | Weblog
先天性脳性まひ 西区の中牟田さん 児童書の挿絵制作 「かたつむりのおくりもの」
2009年7月19日 01:37 カテゴリー:九州 > 福岡

本を手に笑顔を見せる中牟田健児さん(手前)と林幸代さん 福岡市南区野間の福祉作業所「工房まる」に通って絵を描いている中牟田健児さん(33)=同市西区吉武=が、カタツムリの飼育を通して成長する男児を描いた物語「かたつむりのおくりもの」(石風社・福岡市)の挿絵を担当した。初めての制作依頼に戸惑いのあった中牟田さんだったが、手のひらにカタツムリを乗せた主人公など温かみのある絵に仕上げた。作者の小学校養護教諭、林幸代(さちよ)さん(47)=宮若市福丸=も「伸び伸びした絵で感動しました」と大喜びだ。

 中牟田さんは、先天性の脳性まひで両手両足と言葉が不自由。自分1人で外に出られないため、子どものころは落書き帳などにテレビアニメの主人公を描いて遊んでいた。特別支援学校卒業後、通所授産施設でクッキー作りの傍ら、絵画クラブで描いてきたが、母親の芳子さん(60)が「思う存分、絵をやらせてあげよう」と2年前、創作活動がメーンの工房まるの通所を勧めた。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/109852