社会福祉法人さざなみ福祉会

てんかんや精神障害者の人の作業所などを運営しています

自爆テロに利用される障がい者

2008-10-20 09:57:47 | Weblog


毎日新聞が伝えるところによると、アフガニスタンでは06年123件、07年は約150件、08年も自爆テロが増加が増え続けており、その6割が身体障害者というカブール大学医学部のルサフ・ラドガリ准教授の調査結果を伝えています。タリバン側は「米軍の空爆による犠牲者の遺族が、(志願して)自爆している」と主張している。ラドガリ准教授は「手足などを失い失業して貧困に陥った障害者が、家族の生活を保障するなどと口約束されて、自爆している可能性がある」と述べているが確証はない。別の報道では、「イラクでは2月、知的障害者とみられる女性2人の体に巻かれた爆弾が遠隔操作で爆破され、少なくとも91人が死亡する事件があった。一方、アフガンでも5月、南部カンダハル州で警察の車列前で男が自爆。その後の警察の調べで、男は視覚障害者で、体に巻き付けられた爆弾が遠隔操作で爆破された可能性が強いことがわかった」