社会福祉法人さざなみ福祉会

てんかんや精神障害者の人の作業所などを運営しています

きようされん福岡より

2008-09-04 17:40:35 | Weblog
第15回仲間の学習交流会
       今年は過去最高の631名が大集合!
【8月6日(水)クローバープラザ】
 毎年恒例になった『仲間の学習交流会』今年はもう15回目!県内各地から26会員631名の仲間・職員・ボランティアが集まりました。
 10:30からの開会式に向け、各地から続々と仲間たちが集まってきました。
 見る見る内に会場は人・人・人・・・ 1年ぶりの再会に笑顔で挨拶する仲間たちや、会場の大きさと人の多さに会場に入りきれない仲間たちetc いよいよ開会式のスタートです。

毎日新聞より

2008-09-04 15:29:39 | Weblog
発信箱:自立すべきは誰か=野沢和弘(夕刊編集部)
 お金を取られて働くなんておかしい。働いたらお金はもらえるものだ。ところが、障害者自立支援法が始まってから、施設や小規模作業所に通う人は原則1割負担を強いられることになった。

 何に対する1割かといえば、国からの補助金の1割であり、「大切な公金なのでみんなで支え合おう」と国はいう。施設で働いて得る工賃よりも負担金の方が多い人の中には、バカバカしいと施設利用をやめる例もあるらしい。国は軽減措置を相次いで打ち出し、今は平均3%程度の負担になったが、憲法違反だと国を相手に訴訟を起こす動きもあり、ことは深刻だ。

 が、障害者がみんな怒っているのかといえば、そうでもない。高知県にある事業所の若い経営者がこんな発言をしているのを聞いた。

 「障害者に5000円くらいしか払えないのは事業所が工夫しないから。それなのに、職員のことは『先生』なんて呼ばせている」

 この事業所はパンを作ったりカフェを街中で経営したりしているが、しゃれた店構えで人気を集めている。

 「障害者が働いていることをウリにしない、言い訳にもしない。マスコミの取材も全部断っている」

 実際、障害者には法定の最低賃金を払っているというから立派なものだ。「ノーマライゼーションとか、共に生きるとか、わけの分からんものじゃなく、ちゃんと生活できる賃金を払わねば」

 自立しなければいけないのは事業所や職員だ、と聞こえた。すごい志を持ったやつが地方にはいるもんだと思った。